当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
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2016年4月19日火曜日

下地材むき出しの屋根裏収納はこんな感じ

久しぶりに両親の新居の話。
うちの両親の家はゆったりした造りになっていますが、平屋です。
和洋折衷な部分もありますが、全体的には和風で屋根は切妻が二つ重なっている感じです。


ということで、屋根裏空間が存在します。
で、最近の住宅ではスペースの有効利用のためによくある話だと思いますが、屋根裏空間を収納に使っています。

収納へのアクセスは天井収納タイプの折り畳みハシゴ。

普段はこのように閉じてありますが、取手の部分に引っ掛け棒をつけて引き下ろします。
開くとこんな感じ。


この階段…というかハシゴですね、は急だし、重い荷物を持って上り下りするのは大変そうです。荷物を持っていなくても怖いくらいですから。還暦を迎えた両親が使うのはちょっと心配です。
あと折りたたみの仕組みに使われている金具や折りたたみ部分の木材で手を挟みそうで怖い、というのもあります。


そしてそして、またまたよくある話だと思いますが、この屋根裏収納は床も壁も天井も仕上げ材が使われていません。
壁と天井はボードがむき出し、床は合板むき出し、普通は隠れる部分に使うような柱もむき出しとなっています。化粧柱ではないということです。
何故か巾木だけはついているのですが、多分余ったからだと予想。

天井は傾斜がついていますが、一番高い部分でも大人がかがむ高さです。建築基準法上の居室にならないように140cm以内(でしたっけ?)になっていると思います。
広さは下?本体?が贅沢な広さの住宅というだけあって余裕です。それでも建坪のうちのごく一部なのですが…10畳くらいです。見えている柱は六本だと思います。
…で、丁度キッチンやリビングの方面になる屋根裏に向かって出口があり(写真奥の小さくて意味有りげな扉)屋根裏が覗けるようになっています。
このリビングには業務用っぽい天井付けのエアコンがあるので、そのダクトなんかが通っているようです(暗くてよく見えない)。


新築の際にコストカットのため、こういった屋根裏や床下の収納を仕上げ材無しで、というのを見聞きします。他にもあとで壁仕上げをDIYする場合などもありますね。
それで削減できるコストはどのくらいか分かりませんが、このように普段使うことのないものを置いておく部屋、滅多に入ることのない部屋なんかだと、この状態で充分だと思います。
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新しいおうちの住み心地


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2016年3月30日水曜日

造り付け収納のないリビング

うちのリビングには収納といえる部分がありません。本当にただのつるんとした部屋です。
テレビ搬入時 55型
関連記事〜
WEB内覧 リビング兼音楽室

これには理由があって、レイアウト変更に柔軟に対応するためです。
で、それを利用して地味なのか大胆なのか分かりませんが、レイアウト変更したのが前回までの話でした。
関連記事〜
リビングのテレビが見づらい話
リビングのレイアウトを変更したら 1/2
リビングのレイアウトを変更したら 2/2 見逃せない失敗

造り付けの家具はもとより、リビングに付き物の窓もあったりすれば、ちょっとしたレイアウト変更も困難な場合がありますよね。
オーディオと家具(今回の場合はピアノですが)の位置を入れ替えただけですが、こんなつるんとした部屋だからこそ可能だったことです。


しかし、リビングまわりにどうしても置く必要があるものもありまして。
我が家の場合、オーディオ類、オーディオソフト類、楽器関連小物です。
計画時にはPCとPCまわりのものもリビングに置く必要があるのかと考えていたのですが、結局ダイニングの一角にPCコーナーを作ることで解決しました。計画時には全く考えが及んでいなかったことですが、これはこれでとってもしっくりきています。
関連記事〜

うちの場合リビングの近くに置きたいものに、その他文房具類や爪切り体温計軟膏絆創膏などの救急箱的なものもあるのですが、その辺はPCコーナーまわりで落ち着いています。
こういうことは家庭によってかなり違いがありますよね。

で、話を戻しまして造り付け収納のないリビングに、置きたいものをどう置いているか。
レイアウト変更をした今現在、以下の感じです。
ローボードはオープンで色々とガサッと入れてます
オーディオ鳴らしながら楽器を吹くことが多いので
譜面台はこの辺に(放置)
テレビに写っているのは家中のレゴを散らかしている様子…
この前の三連休に急に思い立ってカホンDIYキットを購入して作製
安価なモノですが、楽しいです
カホンて多様な音を出せるんですね
うちのCDやDVDメディア類(と直置きした楽器)
右側のラックは大きなポスターを扉代わりに。
子どもの童謡ディスクやライブ映像メディアの手書き背表紙を
目隠しするのに丁度いい感じでここにおさまりました
リビングのレイアウトを変更したら、なんというか我々にとって趣のあるコーナーが出来ました。
変更前も不便はなかったのですが、なんとなく面白みがなかったというか…しっくりきてませんでした。かなり「とりあえず」で生活してきて、それに悪い意味で慣れてしまっていたのだと思います。といっても今もたいしたもんではないのですが、なんとなく今の感じが好ましいのは事実です。

おおざっぱにいうと、CDメディア類は簡易なラックに、オーディオ&映像機器はローボードに、楽器と関連小物や譜面類はその辺(?!)に、って感じですね。

※CDラックはコレを二つ↓

本当性格が出ているというか雑なんですが、うちはこんな感じで。
いってしまえば、ローボードが単なる「筒」でフルオープンなので、機器類に埃が積もる積もるつもる…
最近の市販のTVボードなんかだとデッキを置く部分は扉つき、それでも閉めたままリモコンも使用OK、なんていうものも多くて、それだとほこりがそんなに積もらなくていいな〜なんて時々思いますが。
うちの場合は扉が閉じてれば、見えないことをいいことに掃除をサボるのが容易に想像できるのでこれで良かったのだと思います。デッキが収まっているところ以外に直置きの小物類も、なにか箱的な入れ物を用意すればいいのかもしれませんが、取り出すのにアクションが増えるので今のところはこのままで。CDラックにも同じことが言えます。

設計時に収納を考える上で重要なこと
家庭によっては、リビングにもっと他のものを置くためにボリュームのある収納が必要な場合もあると思います。が、うちの場合はこれで事足りているということです。

収納計画はよく考えて!とか家づくりの基本的な感じで安易にいわれていますが、人によってはとっても難しいですよね。本当に想像を絶する想像力を必要とする訳です。
もちろん住んでみないと分からないこと、住んで初めて気付くことも多いです。
なので収納をバチッとキメるためには、計画時はこれでもかってほどイメージを働かせ(私は出来ませんでした…!)つつ、柔軟にも対応できる余地を残すことが大切だと、今、切に思っていますので、しつこい感じでここに記しておきます。
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2016年1月27日水曜日

キッチン家電を置く場所がない!

うちのキッチンには、腰高の収納がありません。
腰高の収納って大体以下の画像のようなものを想定して書いていますが、それが無いということは、オーブンレンジ、トースター、コーヒーメーカー、炊飯器、ホームベーカリー等…日常的に使用するキッチン家電を置く場所が無いということです。
ブレンダーやミル、ポットや電気ケトルを置く場合もありますよね。

背面収納がありますが、奥行きも27〜28センチ程度で狭く、家電を置くようには作られていません。

関連記事〜
背面収納まで75cmの使い勝手

プランニング中の置き場所案
プランニング中にどのようにキッチンを使うかも当然ヒアリングされていて、その中でどのようなキッチン家電を使うかも細かく確認しました。
プランニングの段階では
・オーブンレンジ(毎日)
・ホームベーカリー(週2〜3回)
・フライヤー(年に数回)
・電気鍋、たこ焼き機(年に数回)
などを候補に挙げていましたが、これらの置き場所より優先させるべき事項が多く、出来上がったキッチンには特に「置き場所」というのを作れませんでした。
その段階では、冷蔵庫の横にワゴンなどを置いて毎日使うオーブンレンジ以外の家電類を置くのが良いのでは?といわれていました。


スペースに制約があるキッチンの家電置き場の工夫
が、その場所は生活しているうちに洗濯スペースとして使うのが便利というのが分かってきたので、結局フライヤーもホームベーカリーも普段はパントリー(として使っているクロークの一部)において使うときに出してくる、というスタイルで落ち着いています。
関連記事〜
キッチンとランドリーが隣り合っていること
現在はこんな感じで
洗濯物を乾かすスペースを空けています
プランニング中は子どもが小さく、原料の把握できるホームベーカリーを頻繁に使用していたのですが、現在は市販のパンを買って済ませてるので出来る、という理由もあります…ただホームベーカリーは使いやすい場所に置けていたら、今の生活でも使い続けたいかも?
なので、使用頻度の低い家電に関してもこれがベスト!という感じでは無いかもしれません。

使用頻度の高いアレ、の置き場所
で、使用頻度の少ない家電はそれでいいのですが、頻度が高いオーブンレンジはそうもいきません。いや、例え使用頻度が低くとも普段は収納、という使い方も出来なければ、ワゴンに乗せて置いて…というのも無理ですね。最低限メタルラックとかしっかりしたものの上に置かないといけないです。
オーブンレンジは使用頻度の高低に関わらず据え置きが必要なキッチン家電なんですね。

ということで、レンジに関しては置く場所は設計の段階からきちんと決まっていました。
ガスコンロの下です。

ガスコンロの下にオーブンレンジ

オーブンレンジをコンロの下に置くというこの形、当時はとっても斬新な気がしましたが、割とよくあるかもしれません。
オーブンレンジをここに置くことについては、やはりアレコレありますのでまた記事にしたいと思います。
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2015年11月20日金曜日

ありがちなWICのサイズに注意!

ウォークスルークロークの話。

我が家のクロークはウォークスルーです。
関連記事〜
WEB内覧 ウォークスルークローク

「ウォークスルー」する動線を一本の道と考えると、左右両脇に棚板とハンガーポールを配置できる、という形になっています。

ウォークスルークロークに必要な通路幅
収納する部分と通路の部分、二種類ありますね。
・通路に必要なサイズ
以前調べたところ、住宅の通路としては、基本78cm(二人がすれ違える)あるのが良くて、すれ違えなくても良い部分でも最低52cmとする、というサイトがありました。さらに人が通行する場所は60cm程度あった方が良い、ということ。

・収納に必要なサイズ
次に衣類ですが、ここではハンガー掛けた衣類をハンガーポールに掛ける、ということを想定します。
一般的なハンガーの幅は40〜45cm程度。そこに衣類を掛けてポールに掛けると、余裕を見て60cm程度必要になるようです。

…ということは通路の両脇に収納部がある我が家の場合、収納部×2と通路部の合計で180cmの幅のクロークであれば、余裕があることになります。

よくあるWICのサイズ
我が家のクロークの幅は畳一枚分の長尺方向と同じサイズで182cmです。これは設計上、とてもよくある幅だと思います。
180cm以上あるので余裕の幅かと思いきや、実際はそうはいきません。

家づくりで色々検討されている方にはご存じの方が多いでしょうが、図面に表示されるこれらのサイズは「芯-芯」寸法なので、実際には壁の厚み分後退することになります。
ということで我が家のクローク、実際の幅は164cmとなっています。

すると余裕のある180cmの幅には、約15cm足りないことになります。
ですが、実際使用している現在、特に不便は発生していません。
それは何故かといいますと。

クローク内の収納物の配置
収納部はハンガーポールと棚板(奥行45cm)が自由自在に配置できるようになっています。
ので、片方の収納部にはハンガーポールで大人の衣類(必要幅60cm)、反対側の収納部には棚板もしくは収納ケース(いずれも奥行45cm)と、ハンガーポールに掛けた衣類でも子どもの衣類(必要余裕幅50cmくらい?)を掛けることで、ピッタリと収まっている感じがします。間を通るのにもストレスはありません。
分かりにくいですが
左に大人の、右に子どもの衣類が掛けてあります
我が家はハンガーそのまま収納を採用してますので
ハンガーにかかった衣類は多いです
(衣替えも掛ける位置を入れ替えるだけ)
よくよく調べてみると、我が家のように芯芯サイズで182cmの実寸が165cm、というありがちなクロークで両側に収納部がある場合。両側にハンガーポールを取付けると通り道が45cm程度となってしまい、衣類が擦れたりして通るのに支障をきたします。
なので、片方がポールなら反対側は45cm程度の棚に収める、というのがベストらしいです。

多分、建築士さんはこの辺の配置のサイズ感もキチンと考えた上で、このようなウォークスルークロークを設計したのだと思います。
ですが、配置に関していうと、実は我々がよく考えてこうなった訳ではなく、使っているうちに自然と決まって来たのです。使いやすいように使いやすいように…少しずつ変わっていった結果がこのように理にかなった配置になっているので、設計ってすごいな、と思います。

敷地や間取りに余裕があるならば実寸で60・60・60の180cm幅のウォークスルークロークが最良だとは思いますが、ありがちな実寸165cmのクロークでも、配置を工夫することによって使い勝手が良くなる、ということを示した良いサンプルなのではないかと思っています。
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