当ブログ holly tunes について

当ブログ holly tunes について

富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
hixim14アットマークの後gmail.com
までお願いいたします。

2015年7月10日金曜日

コストダウンのラワン合板床の15ヶ月後

「内装、合板、コストダウン」の検索ワードがコンスタントにあります。
我が家の二階は塩ビ長尺シートのトイレを除き「ラワン合板の加工貼り」です。
合板をそのまま大胆に使っている下記のような例とは少々異なり、5.5mm厚の薄めの所謂ベニヤ板状の物を、フローリングのようにカットして乱尺張りし、ウレタン塗装で仕上げてあります。
もちろん加工賃はかかっていますが、コストダウンに大いに貢献している部分です。
関連記事〜
床仕上げ コストダウンのラワン合板
キッチン搬入とベニヤフローリングの見た目
ラワン合板の床仕上げレビュー
本棚もラワン合板で
本棚を置いたフリースペース


一般的に「合板仕上げ」というと、大きいままの構造用合板を使うことを想像する方が多いと思うので、もしかしたら我が家のはちょっと参考にならないかもしれません。

「合板仕上げ」というと、仕上がりが心配されることも多いでしょうが、使い方によってはとっても格好良く出来ると思います。
合板が上手く使ってあるお宅でとっても素敵だと思うのが、熊取町の家というブログの例えばリビング。床も天井も壁も(多分)合板を使用していて、お施主さん自身が大部分の塗装もなさっていて、合板仕上げを考える方にはとっても参考になると思います。

合板の床の見た目
これまで何度も記事にしたので、読み飽きたかもしれませんが…
見た目には大満足です。ちょっと見ただけではベニヤとは思えない程の仕上がりだと思います。
ラワン合板は塗装すると赤みがかった濡れ色になるのですが、結構バラツキもでるので、施工にセンスがいるようです。カットした板は設計図で幅227.5mmと指定してあり、結構幅広なのも見た目の良さに影響していると思います。
塗装と触り心地
足で触れた感じは、ちょっとザラッとしています。
工作に使うようなベニヤ板にニスを二回程度塗った感じを想像すると近いと思います。
塗装は「ウレタンクリア塗装30%ツヤ」と指定してあります。
無垢床などとは触り心地は比べようもないと思いますが、割と木の感じがして悪くないです。
ザラッとしているので滑りにくくて良いのですが、多少ホコリが乗りやすいです。
ツルッとしていればモップでサッとホコリがとれるでしょうが、そうはいきません。
掃除機できちんと吸い取り、気になる時は雑巾掛けが必要かもしれません。我が家では雑巾掛けまでしたことはありませんし、今のところルンバで事足りています。
この辺は塗装のやり方でどうにでもなると思います。

傷について
入居当初にいつの間にかえぐれ傷がついてしまったのは一度記事にしました。
そのままにしておくと引っ掛けたりして危なそうなので、現在その部分はパテで埋めてペーパーをかけてあります。
本当は着色と塗装もした方が良いと思うのですが、困っていないのでそのままです。
竣工のすぐ後くらいに
えぐれてしまっていた…
パテで埋めてそのまま
15ヶ月後ベニヤ床の状態
良くも悪くも、竣工後そのままです。
確かに無垢の味、のようなものは出てきませんが、今のところ大きく劣化している様子もありません。

寝具用の大きなスノコを使っていますが、多少引きずったりしても気になるような傷はついていないです。竣工当時は怖々動かしていたのですが、今では結構大胆に動かしています。
よく見たらスノコをよく動かす部分に
傷がありました
これも傷…かな?

何年かたてば再塗装の必要も出てくるでしょうが、今のところ大丈夫そうです。

また無垢床や我が家の一階リビングの無垢突き板複合板のように、乾燥の時期でも隙間が空いたりしないので、ゴミがたまったりなどの問題も発生していません。
関連記事〜
15ヶ月後のナラ複合フローリング材の状態と注意点

…ということで、拍子抜けしてしまいそうな程簡単ですが、合板床のレビューでした。

ブログランキング・にほんブログ村へ

↓いろいろ参考になる記事がまとめて読めます
にほんブログ村 トラコミュ 注文住宅の床へ
注文住宅の床
にほんブログ村 トラコミュ 私はこうしてコストダウンしましたへ
私はこうしてコストダウンしました

クリックお願いいたします↓
各カテゴリーのランキングにリンクしています
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 建築設計事務所(施主)へ“人気ブログランキングへ”
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へにほんブログ村 インテリアブログ 素敵なインテリアへ

下記ボタンからfeedlyでholly tunesをfollowできます
follow us in feedly

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    ラワン合板仕上げ、素晴らしい仕上がりですね。私も同じように合板をフローリング材のように利用する事を検討していますがよろしければ教えてください。

    写真を拝見する限り、ラワンの表面にクギ跡(隠し釘も)見受けられません。ラワン合板は床面にどのように固定(貼り付け)しているのでしょうか?接着でしょうか?
    通常のフローリング材はサネ加工がされており、パズルのようにはめ込んで固定するのですが、厚みが5ミリ程度との事ですのでサネ加工も難しいように感じます。あるいは写真で見えないだけで隠し釘を打ち付けているのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます!
      合板フローリング、竣工から6年以上経ちましたが、動き回らないスペースということもあり(掃除もサボり気味…)、ノーメンテでもあまり劣化した様子がありません。おすすめです。

      ラワン合板の固定について、板を並べて行くときに接着剤を使っていたかもしれませんが、かなり前のことで覚えていません、すみません!ただ、短い辺が合わさった部分(「工」の真ん中の線)の左右に細い針金のようなものが埋まっているのが確認できますので、何か打ち込んでいるのは間違いないようです。もしかしたらホチキスの針のようなものかも?

      施工途中の画像が以下の記事に載っていますので、合わせてみていただくと何かヒントがあるかもしれません。
      と言いつつ、自分も久しぶりに画像を確認したら、木工用ボンドとホチキスの針のケースのようなものが写り込んでいます。それらをどのように使ったのか、今となってはわかりませんが、固定に関係していると思います!

      床仕上げ コストダウンのラワン合板
      http://holly-tunes.blogspot.com/2014/02/blog-post_18.html

      削除