現場に行くと、大工さん、内装屋さん、現場監督が作業中。
現場監督と内装屋さんはリビングあたりの天井仕上げや、点検口を作成(?)中。
現場監督自ら作業中 やはり急いでいる…? |
換気ダクトの点検口かな |
配電盤が付いていました 場所はクローゼットの隅 |
二階の床はトイレに塩ビシートを貼る以外は、ラワン合板仕上げ。
これは、建築士さんが全体のコストバランスを見て提案してくれたコストダウン策。
どのくらいコストダウンなのかは分からないけど、見積書から該当部分らしいところを抽出すると…
【材料】ラワン合板 3’×6’ 5.5mm厚 計24枚 単価1,440円 合計34,560円
【塗装】床オイルステン塗り 38.3㎡ 単価2,070円 合計79,281円
【加工費】床パネル加工 24枚 単価390円 合計9,360円
上記の合計123,201円、12万3千円ちょい。おおよそ24畳分。
実際は見積もり時点の予定塗装と違う(かな?)し、これプラス搬入費も計上されているのでちょっと正確ではないけど、このくらい。
ちなみに、一階のリビングの床材であるナラ複合材の㎡単価と比較すると
ナラ複合材㎡単価 7,021円
ラワン合板㎡単価 902円
となり、桁違いなのでかなりのコストダウンになっているのは確か。
さらに無垢材と比較したら本当に全然違ってくるんだろうなー。
で、気になるのがラワン合板ってどんなもの?ってことなんだけど。
いわゆるベニヤ板、ベニヤ板、ベニヤ板。
えっ?あの夏休みの工作なんかに使うあれ?なんです。
特性としては
木材を薄くはいだ単板を繊維方向に直行させて、接着剤で奇数枚張り合せた(積層させた)もの…で伸び縮みや反りを生じにくくしたのが特徴です。強度も強く、価格も手頃なので住宅の建材としてもよく使われています。
(住宅インテリア究極ガイドより)
↑これ一冊あると便利です。住宅に使用できる建材について詳しくのってます。
ということで、ほんとの本当にベニヤ板なんです(しつこい?)。
住宅インテリア究極ガイドより ラワンは赤みが強く、プレーンな表面とのこと |
上記のインテリアガイドでも使用実例も載っているし(私が持っているのは2011→2012です)。
で、実際施工中の床を見たら思ったよりかなりよい。
20cm幅くらいで張り合せていて、いい感じ。
既に施工済のところは養生してあって見えず 見えているところは少しだけだけど |
「塗装するとこんな感じ」と少し湿らせてくれる大工さん 画像のちょっと濡れているようなところが 塗装後の予想色 |
フリールームの南側10畳位は もう施工済、養生済 |
心配していた「ベニヤ板」感がなく、結構いい感じだったので、うれしい驚きでした。
→ラワン合板の床について、住み心地の紹介もUPしました。
→関連記事
床仕上げ コストダウンのラワン合板(本エントリー)
キッチン搬入とベニヤフローリングの見た目
ラワン合板の床仕上げレビュー
本棚もラワン合板で
本棚を置いたフリースペース
おまけ
現場に連れてきた子供達、すっごい邪魔だと思うんだけど(私もか!?)。
次男の「そのねずみいろのなに〜?」攻撃に「これはのこぎりっていって、こうやって木を切るものなんだよ〜」と実演してくれる優しい大工さんなのでした。
子供達「ほー」とかいって見てました。
現場監督によると明日は造作キッチンが搬入される予定とのこと…!
明日は行くつもりなかったけど、やっぱり見に行っちゃいそうな私。
うちの仕上げ(壁・天井)は全部ラワン合板になります。
返信削除安っぽいから嫌いと言われる方もいると思いますが、僕は基本大丈夫でしたが
自分のイメージしていた感じの色が塗らないとできなかったので、毎度塗ってます(汗)
造作キッチン楽しみですね。完成楽しみにしてます^^
ご訪問ありがとうございます。
削除あの塗装が素敵な壁天井もラワンなんですか!
強度が必要な床は構造用合板なんですね。
この床があまり期待していなかった部分だけに、かっこいい実例が見れて安心しました!
我が家の床は(見積もりではオイルステンになってますが)被膜を作って強度を増すようなクリア系の塗装予定です。
合板のバラツキをそのままいかすので、また仕上がりが違ってくると思いますが楽しみです。
KSKさんのブログも楽しみにしてますよ〜