holly tunes: 両親の家づくりで真似したかったポイント

今年もGWに帰省して、両親宅の真似したいポイントが目についたのでメモ。

我が家とは予算も敷地も家族構成も重要視する点も…何もかもが異なるので、到底無理だったこととか、やってもあまり意味のなかったことかもしれませんが。

平屋であること
これは敷地に余裕があればこそ出来ること。両親宅の敷地は我が家の３倍以上あります。
階段を昇降しなくてよい、各種動線がとりやすい、いいことばかりです。
しかし私たちは以前アパートに住んでいたので、子供たちは「新しい家ではゼッタイ階段が欲しい！」と騒いでいた訳ですが。大人になってしまえば階段の昇降がないことはこの上ないメリットですね。
また敷地が広くても、境界線付近に隣地の建物がひしめいていると採光条件も悪くなるので、平屋だと各部屋の明るさが確保できないことがありますが、両親宅はそれもありません。私が子どもの頃より周辺に住宅は増えていますが、まだまだ余裕がある地域です。よってどの部屋においても充分な採光が得られています。

犬走り
両親宅の設計中に見せてもらった図面に「犬走り」と書いてあって、私ははじめて犬走りとは何かを知ったのですが。
簡単にいうと家の基礎のまわりの地面をコンクリートや何かで囲うことのようですね。

泥汚れ等から家を守り長持ちさせる効果があるそうな。外構の範疇になるんでしょうか？
幅50cm程度の物ですが、ちょっとあると汚れを気にせず何かを置いたりできるのでよさそうです。

デッキ
この間紹介したサンルーム（記事：ひらや住宅のランドリールーム）から続くデッキの他にリビングの掃き出し窓に面したデッキもあります。贅沢、本当に贅沢です。私たちや妹家族が帰省したときには子供たちをプールで遊ばせたり、バーベキューしたり、大活躍です。

サンルームのデッキ

リビングのデッキ

外流し
両親もそろそろリタイヤの時期を迎えて、以前は同じ町内に住む祖父母が面倒見ていた裏の畑で家庭菜園などやっています。とれたての土つき野菜は、キッチン裏のパントリーにある勝手口の外流しで軽く洗ってから家に持ち込みます。

母がこの流しを希望したようです（違うかな？）。
腰をおろさずに洗えるので使い勝手がとっても良さそう。

←Amazonリンクこんな感じのものだと思います。１万円台で購入できるようですね。
我が家にも外水栓はついていますが、割と最低限のものです（記事：外構で失敗したと思ったこと）。

リビングに接した和室
両親宅は贅沢な広さの２LDK＋７畳程度のタンス部屋という間取りです。LDK以外の2部屋は主寝室とリビングに接した和室、という間取りとしては一般的なものです。
和室は私と妹家族が帰省したときの宿泊部屋になる10畳ですが、ポイントとしては
・リビングと段差有り
段差は２０ｃｍくらいでしょうか？上り下りを考慮してあまり高くしなかったのだと思います。が、大勢でリビングで過ごすときにちょっと腰掛けられたりしてちょっといいなーと。
・玄関から直接のアクセスが出来る
一応客間としての役割があり、将来的に茶道なんかもたしなむことが出来たら…（希望）のためにこのようになっているようです。
ただ玄関からのアクセスに前室（？）のような部分があり、ちょっと自分のセンスでは真似できない素敵さです。

玄関入るとこの光景

格子戸の奥に和室への襖があります

間の床は和の感じ漂うシート

・畳のまわりは板張りで色々な機能がある
母が５０を過ぎてからはじめたピアノ（長年の夢だったそう）練習用の電子ピアノがあったり、いろいろ飾れるような棚があったり（我が子用に買ってもらった兜、いくらなんでもそろそろ持ち帰らないとな〜）、棚の下から外のアプローチに植えた花が見えるように工夫してあったり、母の大切なロッキングチェアを置いたり…色々考えられています。

一見すると押入れ＆ピアノスペースですが

戸を開けると仏壇
ロールスクリーンを下げると床の間のように！

大切なチェアセット
クッションをオーダーで新調したら高くついたそうな
オーダーカーテンと同じで素敵な生地は高価！

リビングからみた感じ
こういう写真を載せると母に叱られるのですが。
丁度妹が出産帰省中で片付いてないのです！

…とまぁこんな感じで、両親も（主に母が）新築に当たって様々なことをよくよく考えてこの家ができたので、真似したいポイントが沢山ある訳です。はじめはブログの見方もよく知らなかった母が家づくりブログを熟読し、私と情報を共有していたのでした。

こうやってみてみると外構に関することが多いですね。
建物は広いですが平屋なのでほどほどの金額ですが、この間ちらっと外構の明細を見たらかなりの額でした。やっぱり外構で色々しようとするとお金がかかるんですね、というお話でした。