我が家には床下がありません。…正確にいうと少しだけあります。
上の画像でいうと「ナラ複合材仕上げ」のリビングには、多少の床下空間が存在します。
しかし、高さでいうと20cmで5cm程度の断熱材が敷き詰められているので、入って点検を行なえるような通常の床下ではありません。床下に入るための開口もないですし。
土間コンクリートの下はどうなっているかというと…
我が家は「布基礎」なので、下から順に
・防蟻処理土壌
・防湿フィルム
・土間下断熱材
・土間コンクリート
そして、完全に床下がない部分の構造は下から順に
・防蟻処理土壌
・転圧砕石
・防湿フィルム
・土間下断熱材
・土間コンクリート(ワイヤメッシュ、床暖房配管埋設)
となっています。
という訳で、我が家にはほとんど床下と呼べる部分がありません。
依頼設計事務所では、我が家のよう生活空間がにコンクリート&床暖房という設計例が沢山あります。
コンクリート&床暖房の使い心地は、何度も記事にしてきたように素晴らしいものであるのは間違いないので、積極的に採用されているのだと思います。
基礎の形状は、我が家は布基礎ですが、ベタ基礎や…なんだっけ名前は分からないですがベタ基礎を逆さまにしたようなのや、色んな種類のものが適所採用されているようです。
床下がない構造の施工例が結構沢山あるのは事実です。
床下がないデメリット
ちょっとネットで調べてみたのですが、色々挙げられています。
ただ根拠がハッキリしないものや「それって床下があっても同じじゃ?」と思うことも一緒に挙げられているので、ここで記事にするにはもっと詳しく調べる必要がありそうです。シロアリや湿気が挙げられることが多いようですが、我々としては「建築士さんが工法として勧めるからには、基本的な対策がされているもの」と考えその辺の心配はあまりしていません。
実感として
床下無しコンクリート床住宅に住んでいる現在、実感として一番心配かな?と思うのは、やはり「床暖房の配管に不具合が起こった場合」ですね。
配管に不具合が起こっても、ちょっと見て原因を特定することも出来なければ修理も不可能に近いので、心配にならないはずがありません。
これも調べると「温水管は30年くらいはもつ」とか見かけますが本当でしょうかね?
30年もっても、その後は?と思ってしまいます。が、そのときはそのとき。そんなことを記事にしなくていいように願うばかりです。
ちょっと調べた限りでは、コンクリート埋設の床暖房で不具合が出たとか床下無しの住宅でこんな不都合が!とかの情報が見当たらないので、割と楽観視していますが、そもそも日本では床下がある住宅が長らく普通だったので、何年かたった時の不具合がまだ出てきていないだけ、とも考えられます。
しかし(ちょっと矛盾しますが)昔から何かの貯蔵・保管に使われる土蔵などでは土間や三和土仕上げが多用されていて、これらが床下無しといえばそうですよね。この床下無しにはそれなりの理由もメリットも存在しますので、やはり物事にはメリットデメリットの両面があって、それを吟味しつつ選択するしかないのだろうな、といういつもの結論にたどり着くのでした。
なんだかよく分からない記事になってしまいましたが、何を採用しても心配事というのは出てくるので、事前によく調べて納得の上の採用がおススメです、というのがまとめになります。
床暖房配管埋設の様子 |
依頼設計事務所では、我が家のよう生活空間がにコンクリート&床暖房という設計例が沢山あります。
コンクリート&床暖房の使い心地は、何度も記事にしてきたように素晴らしいものであるのは間違いないので、積極的に採用されているのだと思います。
基礎の形状は、我が家は布基礎ですが、ベタ基礎や…なんだっけ名前は分からないですがベタ基礎を逆さまにしたようなのや、色んな種類のものが適所採用されているようです。
床下がない構造の施工例が結構沢山あるのは事実です。
床下がないデメリット
ちょっとネットで調べてみたのですが、色々挙げられています。
ただ根拠がハッキリしないものや「それって床下があっても同じじゃ?」と思うことも一緒に挙げられているので、ここで記事にするにはもっと詳しく調べる必要がありそうです。シロアリや湿気が挙げられることが多いようですが、我々としては「建築士さんが工法として勧めるからには、基本的な対策がされているもの」と考えその辺の心配はあまりしていません。
実感として
床下無しコンクリート床住宅に住んでいる現在、実感として一番心配かな?と思うのは、やはり「床暖房の配管に不具合が起こった場合」ですね。
配管に不具合が起こっても、ちょっと見て原因を特定することも出来なければ修理も不可能に近いので、心配にならないはずがありません。
これも調べると「温水管は30年くらいはもつ」とか見かけますが本当でしょうかね?
30年もっても、その後は?と思ってしまいます。が、そのときはそのとき。そんなことを記事にしなくていいように願うばかりです。
ちょっと調べた限りでは、コンクリート埋設の床暖房で不具合が出たとか床下無しの住宅でこんな不都合が!とかの情報が見当たらないので、割と楽観視していますが、そもそも日本では床下がある住宅が長らく普通だったので、何年かたった時の不具合がまだ出てきていないだけ、とも考えられます。
しかし(ちょっと矛盾しますが)昔から何かの貯蔵・保管に使われる土蔵などでは土間や三和土仕上げが多用されていて、これらが床下無しといえばそうですよね。この床下無しにはそれなりの理由もメリットも存在しますので、やはり物事にはメリットデメリットの両面があって、それを吟味しつつ選択するしかないのだろうな、といういつもの結論にたどり着くのでした。
なんだかよく分からない記事になってしまいましたが、何を採用しても心配事というのは出てくるので、事前によく調べて納得の上の採用がおススメです、というのがまとめになります。
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はじめまして!拙宅も床下無しなのでコメントさせて下さい
返信削除私もデメリットはあるが、そんなに変わらないんじゃ?と思い採用しました
でも不安が無い訳でもないのです…
同じ床下無しでも、布基礎の場合は配管が上手く収まっていそうで良いです
ベタ基礎で埋め込みしていないので、露出配管となってしまいます(特に排水)
>物事にはメリットデメリットの両面があって、それを吟味しつつ選択するしかないのだろうな、といういつもの結論
正にその通りですね、世の常です
またお邪魔させて頂ければと思います!
コメントありがとうございます!
削除同じ床下無しでも色々な工法があるんですよね。
ゴッチさんのブログも何度も拝見したことがありますが、結構変わった構造の基礎なのですね。
うちの配管類は、砕石の段階で最終型で埋め込まれていてその上からコンクリートを流してあります。なので床暖房の温水管と同じで容易には動かせない感じですが、ベタ基礎の場合は露出になるのですね。
改めてゴッチさんブログを拝見しましたら、土台伏図のところとか詳しく記事にされていて大変勉強になりました。建設中の方の大いなる参考になると思います。
またよろしくお願いしますね。