自他ともに認めるズボラーです。
設計のヒアリングで洗濯についての希望を問われ「座って洗濯物が干せればなんでも」と答えて建築士さんを硬直させた私です。
家づくりブログでズボラな人がズボラをするために、設計段階で工夫に工夫を重ねたことが、その後の生活動線にて功を奏しているのをよく見かけますが、私といえばその努力さえ出来ないズボラ度です。考えるのが面倒。
ということで、キッチンとか洗濯とか収納とかに関しては、基本の基本の動線だけは押さえつつ、どんな風に使うことになっても対応可能なフレキシブルな設計になっていました。
つまり、どこに何を置いたらいいかあんまり決まっていない、という。
なので使っていくうちに「ココでこれをするから、ココに置く」とやんわりものの置き方が決まっていきました。
作業動線なんてものを語るのもおこがましい私ですが、新居完成から一年超、ズボラがゆえ固まってきたキッチンの作業動線について記します。
キッチンの基本の作業動線
一般的なキッチンワークトップは、記事:キッチンワークトップの作業スペースの広さに書いたように、
1、準備スペース(冷蔵庫等から食材を出して置く)
2、シンク(食材を洗う)
3、作業スペース(食材を切る)
4、加熱スペース(ガスレンジ等、食材を加熱する)
5、配膳スペース
という、調理から配膳の動線を考えた配置にすることが多いようです。
またキッチンに関する動線として、調理の前買い物、調理・食事の後の片付け、というのも外せないと思うので、今回は
0、買い物から帰宅(買い物袋から冷蔵庫、パントリーへ食材を移す)
6、片付け
というのも合わせて、我が家の配置・収納が現在どうなっているのか紹介したいと思います。
0、買い物から帰宅
買ったものを冷蔵庫やパントリーにしまう動作です。
いきなりですが、ここは我が家のキッチン動線の中であまり上手くいっていない部分です。
よく、買い物から帰って玄関や勝手口からパントリーに直に入れる動線を見ますが、とてもうらやましいです。
我が家の場合はそれは叶わなかったので(勝手口がそばにありますが、中からしか鍵が開かないので、帰宅動線には使えません)玄関から、よいしょよいしょと買い物袋を運びます。
さらに冷蔵庫がキッチンの端にあって、キッチンの外側に向かって開く(参考:冷蔵庫の開く方向とキッチンの間取り)というのもあって、この買い物からの片付けがちょっと面倒です。
設計段階でこの面倒さが予想されたので、ワークトップの下に組み込める業務用みたいな冷蔵庫も一瞬考えたのですが…いろいろ現実をみて諦めました。
ですが、この中で一年も過ごしてみると、なんとなくやりやすい方法が出来上がって来ています。収納は現在以下の画像のような感じになっていて「片付け楽〜!」とまではいきませんが、なんとかやっています。
1、食材準備
買い物からの片付けと同じで、冷蔵庫の向きがいまいちなので、100%ではありませんが、可能な限りシンプルな動線になっていると思います。
動線としては、0、買い物の片付け とほぼ逆の動きになります。
2、食材の洗浄
これは準備スペースの横がシンクとなっているので、何の面倒もありません。
私は、洗浄する際に沢山のボウルやざるを使いますが、シンクのすぐ後ろにあたる背面収納の部分にざるやボウルが収納されているので、振り向くだけでこの動作が終えられます。
3、食材の下ごしらえ
記事:キッチンワークトップの作業スペースの広さに書いた通り、作業スペースの広さはちょっと物足りないのですが、シンクにまな板を引っ掛けることによって、すこーし作業しやすくなっています。
包丁やまな板は作業スペースの目の前に、引っかけたりくっ付けたり立て掛けたりしてあるので、一歩も動く必要はありません。
おろし金(というか皿)は振り返ってすぐの背面収納、ピーラーはすぐ目の前の前面パネル、泡立て器などは作業スペース下にある引出しにあるので、使用する時もすぐに取り出せます。
※あ〜、作業中に重要なゴミ箱について、図に入れるのを忘れました…
設計のヒアリングで洗濯についての希望を問われ「座って洗濯物が干せればなんでも」と答えて建築士さんを硬直させた私です。
家づくりブログでズボラな人がズボラをするために、設計段階で工夫に工夫を重ねたことが、その後の生活動線にて功を奏しているのをよく見かけますが、私といえばその努力さえ出来ないズボラ度です。考えるのが面倒。
ということで、キッチンとか洗濯とか収納とかに関しては、基本の基本の動線だけは押さえつつ、どんな風に使うことになっても対応可能なフレキシブルな設計になっていました。
つまり、どこに何を置いたらいいかあんまり決まっていない、という。
なので使っていくうちに「ココでこれをするから、ココに置く」とやんわりものの置き方が決まっていきました。
作業動線なんてものを語るのもおこがましい私ですが、新居完成から一年超、ズボラがゆえ固まってきたキッチンの作業動線について記します。
キッチンの基本の作業動線
一般的なキッチンワークトップは、記事:キッチンワークトップの作業スペースの広さに書いたように、
1、準備スペース(冷蔵庫等から食材を出して置く)
2、シンク(食材を洗う)
3、作業スペース(食材を切る)
4、加熱スペース(ガスレンジ等、食材を加熱する)
5、配膳スペース
という、調理から配膳の動線を考えた配置にすることが多いようです。
またキッチンに関する動線として、調理の前買い物、調理・食事の後の片付け、というのも外せないと思うので、今回は
0、買い物から帰宅(買い物袋から冷蔵庫、パントリーへ食材を移す)
6、片付け
というのも合わせて、我が家の配置・収納が現在どうなっているのか紹介したいと思います。
0、買い物から帰宅
買ったものを冷蔵庫やパントリーにしまう動作です。
いきなりですが、ここは我が家のキッチン動線の中であまり上手くいっていない部分です。
よく、買い物から帰って玄関や勝手口からパントリーに直に入れる動線を見ますが、とてもうらやましいです。
我が家の場合はそれは叶わなかったので(勝手口がそばにありますが、中からしか鍵が開かないので、帰宅動線には使えません)玄関から、よいしょよいしょと買い物袋を運びます。
さらに冷蔵庫がキッチンの端にあって、キッチンの外側に向かって開く(参考:冷蔵庫の開く方向とキッチンの間取り)というのもあって、この買い物からの片付けがちょっと面倒です。
設計段階でこの面倒さが予想されたので、ワークトップの下に組み込める業務用みたいな冷蔵庫も一瞬考えたのですが…いろいろ現実をみて諦めました。
ですが、この中で一年も過ごしてみると、なんとなくやりやすい方法が出来上がって来ています。収納は現在以下の画像のような感じになっていて「片付け楽〜!」とまではいきませんが、なんとかやっています。
Aに買い物袋をおいて Bに常温野菜 C保存食や粉もの Dに冷やすものを入れる |
Aに買い物袋をおくので D: 冷蔵庫やC:クロークにまわり込むのが面倒 |
1、食材準備
買い物からの片付けと同じで、冷蔵庫の向きがいまいちなので、100%ではありませんが、可能な限りシンプルな動線になっていると思います。
動線としては、0、買い物の片付け とほぼ逆の動きになります。
2、食材の洗浄
これは準備スペースの横がシンクとなっているので、何の面倒もありません。
私は、洗浄する際に沢山のボウルやざるを使いますが、シンクのすぐ後ろにあたる背面収納の部分にざるやボウルが収納されているので、振り向くだけでこの動作が終えられます。
横の作業スペースからAのシンクに移す ボウルやざるは振り返ってBから取り出す |
3、食材の下ごしらえ
記事:キッチンワークトップの作業スペースの広さに書いた通り、作業スペースの広さはちょっと物足りないのですが、シンクにまな板を引っ掛けることによって、すこーし作業しやすくなっています。
包丁やまな板は作業スペースの目の前に、引っかけたりくっ付けたり立て掛けたりしてあるので、一歩も動く必要はありません。
おろし金(というか皿)は振り返ってすぐの背面収納、ピーラーはすぐ目の前の前面パネル、泡立て器などは作業スペース下にある引出しにあるので、使用する時もすぐに取り出せます。
Aから包丁やまな板 BやCから調理小物をとりだして Dで作業 |
ちょうどシンクの下あたりにキャスター付きのゴミ箱が入れてあり、調理中は半分引き出して使います。こちらもご参考に→キッチンのゴミ箱問題
4、食材の加熱
下ごしらえが終わった食材はまな板の上とか、ざるに入れてシンクや作業スペースに置いてあることが多いです。
加熱の際には、作業スペースの下にメタルラックに収納している鍋や横面のパネルにつけたバーに掛けているフライパンを取り出してコンロで加熱です。
コンロの下にレンジを配置しているので、レンジ加熱の時もほぼ同じ感じでいけます。ただその場合は、かがまないといけないので、腰痛持ちの私には多少きついです。
また鍋の収納場所のすぐ横がシンクなので、鍋に水をはる時の動線もよいです。
5、配膳
我が家は一直線のキッチンで、コンロの反対側に配膳スペースがあるので、ココの動線は基本とは外れることになります。
食材の下ごしらえをする作業スペースに器を置いて、盛りつけをし、配膳スペースに運ぶ、というのが多いかな。作業スペースが下ごしらえしたままごちゃごちゃで、困難なことが多いですが。「調理しながら片付ける」とは、母によく言われたことですが、これは真理ですね。
頻繁に使用する食器は、配膳スペースからすぐ手の届く背面収納に配置していますので、まあまあいい感じです(B)。
場所が足りない時は、配膳スペース横のダイニングテーブルに置けますので、料理を沢山作るときにはいい配置です。
このままダイニングで食事する時もありますが、ココからリビングのちゃぶ台へ運ぶのも動線としてはよいです。ココに置いておけば、子供たちもお手伝いしやすいようです。
6、片付け
食事が終わった食器類はシンクや配膳スペースに置きます。この辺は配膳と逆の動作なので、こちらも楽です。
配膳スペースの下に食洗機があるので、下洗いの必要ないものは直接入れることが出来て便利です。ただ、我が家のリンナイ食洗機間口60cmは、日本製の中では大容量とはいえ、海外製のようにどんどん入れていけるタイプではなく、沢山入れるための食器の種類の順番、というのがありますので、はじめに入れておける食器の種類には限りがあります。
スライドオープンでかがまずに、雫なんかが床に落ちることも少なく入れることが出来るのは良い点だと考えます。
食洗機での洗浄が終わったら片付けるのですが、頻繁に使う食器や調理器具はすぐ後ろの背面収納に入れられるのでとっても楽です。
まとめ
ズボラな私が入居から一年、ズボラをするために固まってきたキッチンまわりの動線と収納でした。
みたとおり、設計上どうしても改善が難しい部分や、まだまだズボラー仕様に改善の余地がありそうなところもあります。
が、多分、これからもすこーしずつ改善できると思います。
ようは「おおよその基本配置を押さえつつ、フレキシブルな」という設計が、私のズボラ度に合致したのだなーと思っています。
下ごしらえが終わった食材はまな板の上とか、ざるに入れてシンクや作業スペースに置いてあることが多いです。
加熱の際には、作業スペースの下にメタルラックに収納している鍋や横面のパネルにつけたバーに掛けているフライパンを取り出してコンロで加熱です。
コンロの下にレンジを配置しているので、レンジ加熱の時もほぼ同じ感じでいけます。ただその場合は、かがまないといけないので、腰痛持ちの私には多少きついです。
また鍋の収納場所のすぐ横がシンクなので、鍋に水をはる時の動線もよいです。
シンク下のAや壁掛けのBから鍋を出し Cで火にかける 鍋はDのシンクで水をはることもある |
我が家は一直線のキッチンで、コンロの反対側に配膳スペースがあるので、ココの動線は基本とは外れることになります。
食材の下ごしらえをする作業スペースに器を置いて、盛りつけをし、配膳スペースに運ぶ、というのが多いかな。作業スペースが下ごしらえしたままごちゃごちゃで、困難なことが多いですが。「調理しながら片付ける」とは、母によく言われたことですが、これは真理ですね。
頻繁に使用する食器は、配膳スペースからすぐ手の届く背面収納に配置していますので、まあまあいい感じです(B)。
場所が足りない時は、配膳スペース横のダイニングテーブルに置けますので、料理を沢山作るときにはいい配置です。
このままダイニングで食事する時もありますが、ココからリビングのちゃぶ台へ運ぶのも動線としてはよいです。ココに置いておけば、子供たちもお手伝いしやすいようです。
AのコンロからDやEに盛りつけるのは結構大変 Bから食器を出すのは楽〜 |
6、片付け
食事が終わった食器類はシンクや配膳スペースに置きます。この辺は配膳と逆の動作なので、こちらも楽です。
配膳スペースの下に食洗機があるので、下洗いの必要ないものは直接入れることが出来て便利です。ただ、我が家のリンナイ食洗機間口60cmは、日本製の中では大容量とはいえ、海外製のようにどんどん入れていけるタイプではなく、沢山入れるための食器の種類の順番、というのがありますので、はじめに入れておける食器の種類には限りがあります。
スライドオープンでかがまずに、雫なんかが床に落ちることも少なく入れることが出来るのは良い点だと考えます。
食洗機での洗浄が終わったら片付けるのですが、頻繁に使う食器や調理器具はすぐ後ろの背面収納に入れられるのでとっても楽です。
AのシンクやBの部分に置いた食後の食器を C食洗機を引き出して投入 洗浄後、C食洗機からDの収納に入れるのはとても楽 洗剤はシンク下のメタルラックEに常備 |
まとめ
ズボラな私が入居から一年、ズボラをするために固まってきたキッチンまわりの動線と収納でした。
みたとおり、設計上どうしても改善が難しい部分や、まだまだズボラー仕様に改善の余地がありそうなところもあります。
が、多分、これからもすこーしずつ改善できると思います。
ようは「おおよその基本配置を押さえつつ、フレキシブルな」という設計が、私のズボラ度に合致したのだなーと思っています。
↓WEB内覧会の記事がまとめて読めます。
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<内覧写真紹介>
・WEB内覧 キッチン
・WEB内覧 入居後キッチン
<使い勝手>
・冷蔵庫の開く方向とキッチンの間取り
・背面収納まで75cmの使い勝手
・レンジフードの高さについて
・失敗!将来的に心配なキッチンバーの高さ
・キッチンのシンク下と使いにくいまな板フック
・リンナイ 四つ口ガスコンロの使い勝手
<キッチン小物>
・キッチンスポンジの置き場所
・マグネットナイフバーが便利
・キッチンのゴミ箱問題
・KEYUCAのキッチンペーパーホルダー
<リンナイ食洗機レビュー>
・リンナイ食洗機(間口60cm)の容量
・食洗機の使用に際してよくやる失敗
・リンナイ食洗機の新商品が出てる!
・リンナイ食洗機の使いこなせないツメ
・WEB内覧 入居後キッチン
<使い勝手>
・冷蔵庫の開く方向とキッチンの間取り
・背面収納まで75cmの使い勝手
・レンジフードの高さについて
・失敗!将来的に心配なキッチンバーの高さ
・キッチンのシンク下と使いにくいまな板フック
・リンナイ 四つ口ガスコンロの使い勝手
<キッチン小物>
・キッチンスポンジの置き場所
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・KEYUCAのキッチンペーパーホルダー
<リンナイ食洗機レビュー>
・リンナイ食洗機(間口60cm)の容量
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