当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
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2015年3月9日月曜日

レンジフードの高さについて

我が家の場合、設計時には特に話にのぼらなかったレンジフードの高さについて。

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同じように設計中に気にせずいたら、設置されて初めて高さ・低さの使い勝手の違いに気付き変更してもらう、という話を家づくりブログで何件か見かけました。
我が家は、たまたまか、設計が良かったのか、これまで高さについては何の不自由もなく過ごせています。

我が家のレンジフード
・床からレンジフードの底面まで:およそ172cm
・キッチンワークトップの高さ:85cm
・ガスレンジ使用

で、身長158cmの私と身長178cmの夫がガスレンジの前に立つと以下のような感じ。
ちなみにパネルに設置してあるIKEAのバーの高さは152cmです。

私は立っていてレンジフードが気になったことがありません。
スイッチはレンジフードに付いていますが、不便も感じません。
ただ整流板の中を軽く拭きたいとき、手を上げっぱなしで多少疲れるので踏み台があった方が楽ですし、ガッツリ換気扇掃除するときやシロッコファンを外すときは踏み台必須です。
夫は身長からいうとレンジフードに頭をぶつけそうですが、調理していてぶつけるようなことはないようです。

レンジフードの高さはどうやって決まる?
・法令上
使用機器がガスかIHかによって違いがあるようですね。
ガスの場合は、
消防法の観点から80cm以上(レンジ⇔レンジフード下端)
吸い込み能力の観点から100cm以下(レンジ⇔レンジフード下端)
という決まりがあるようです。我が家は87cmなので、限度高さのちょうど中間くらい。
吸い込みを良くするために下限の80cmまで下げていたら、夫の頭にぶつかったり気になっていたと思います。
消防法の下限は地域によって違いがあるようです。
またIHの場合はガスより上昇気流が弱いので吸い込みの効率のため、60cm程度に下げることもあるようです。

・キッチンのタイプ
それにキッチンの形状によっても吸い込みの効率が変わってくるので注意が必要です。
我が家のような独立キッチン、いわゆる壁付けI型だと他の空間の影響を受けにくいので多少高めでも大丈夫かな。
側面しか壁に接しないペニンシュラ型は吸い込み効率に影響があり、天井からぶら下げる必要のあるアイランド型はもっと吸い込み効率への影響があると思います。

・他の設備との兼ね合い
他に、天井や吊り戸棚、キッチンパネルの高さとレンジフードの高さの整合性をとるために、フードを希望の高さに設置できない、なんてこともあるみたいです。
我が家はキッチンパネルの上端とフードの上端を合わせてあるので、後からフードの高さを変更したくても不可能だったと思います。
なので、レンジフードの高さに希望がある人は、早めの設計段階での申し出が必要です。

IHを採用した両親宅のレンジフード
・床からレンジフードの底面まで:およそ166cm
・キッチンワークトップの高さ:85cm
なので、レンジ⇔レンジフードの高さは約80cmとなります。

我が家より6cmほど低いレンジフード。
だけど、頭上は気にならないようです。

両親宅のキッチンは3連のIHコンロを使用しているので、レンジフードはワークトップの奥側に下がっています。

なので予想ですが、背が高めの人が立っても、ワークトップの端までフードがせり出しているタイプよりはフードの位置が気にならないのではないでしょうか?

3連コンロは、手前に少しの作業スペースが出来ることが使い勝手がいいと母は言っていましたが、IHコンロの場合で低めに設置したいレンジフードとも相性が良いということですね。
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