鉢植えで育てているレモンが熟してきてます。 寒さに弱いので家の中に入れていると 常春の暖かさで通常出てくるはずのない今の時期に 新芽が出てきてしまうのです |
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で、メリットもデメリットもこれまで記事にしてきた通りなのですが、今回は「子ども×床暖房」について少し考えたことを。
子どもがいる家庭でも安心して使える
私が子どもの頃、両親は働いていたので留守番というか、一人で家にいることも多かったです。一年生の頃は近くの親戚の家で過ごすこともありましたが、慣れた頃には自分で家に帰って宿題したり友達と遊んでいたと思います。
北陸なので冬場はやはり暖房を使わないと過ごせませんが、その頃使っていたのはいわゆる普通の灯油ストーブ。その後ファンヒーターも使っていましたが、現代の感覚では子どもに一人で扱わせるのは抵抗があります。
私が低学年の頃はどうしていたのでしょう。思い出せませんが、現代より「火気製品と子ども」に対しての危機意識が低かった、とはいえると思います。
つまり何がいいたいのかというと、床暖房は、着火消火の始末の心配も要らないし、つけている間は細かな温度調節もほとんど必要ないし、子どもが一人でも安全に過ごせる、というのが大きなメリットだな、と。
もちろんそれ以外にも家庭内には危険因子になりうることが沢山あるので、一人で過ごすことを推奨するものではありませんが。
しかしやはり、ちょっと目を離した隙に…とか、高学年で大丈夫だと思って子どもの兄弟だけで留守番をさせ不幸な事故に…とかそういったリスクがなくなることが本当に安心だと思います。
メリットの影にはデメリットがある
で、子どもが過ごすのに大きな安心を与えてくれる床暖房なのですが、やはりデメリットも見え隠れします。
それが以下のこと。
1)他所にある火気暖房器具の危険さが(親も子どもも)分かっていない
2)将来も同じ快適さの暖房を使えるとは限らない
ぱっと思いつく限りでこのふたつですね。
まず1)について。
当たり前ですが、色んなところに出かけたりすると、色々な暖房が置いてあります。
灯油ストーブや電気ストーブ、ファンヒーター…子どもは見慣れていないので、普通に触ろうとします。単純に危険が分かっていません。
昔は自宅でもこれらの機器を使っていたのである程度の危険性は分かっていたものですが、床暖房で育った子どもにはそれが分からないのです。
頻繁に行くことのある祖父母の家なんかだと、子どもが来れば「これは危険なものだから触ってはいけない」と言い聞かせますし、柵などできちんと対策をとってあるのですが…
意外と多いのが、子どもが何かと行くことの多いクリニック。
建物が新しいところでは危険のない暖房のところもありますが、ちょっと古い街のクリニックだと、まさに灯油ストーブなどで暖房しているところもあります。
こういった機器のあるところに行った場合、子どもに言い聞かせるのは当たり前ですが、ここでさらに注意したいのが「親の意識」です。
普段、床暖房での快適・安全に慣れてしまうと、親の意識も緩ーくなってしまう可能性があります。親も注意することに慣れていないということですね。
火気暖房機のあることろで、子どもに注意しているつもりが、ついいつものクセで目を離してしまう可能性がある、ということです。
もちろんしっかりしている方も多いと思いますが、自分も含めて他所の暖房機があるところでは、ちょっとの間も目を離すことのないように気をつけたいものです。
次に2)について。
私たちは昔と今の暖房機の快適性の違いを分かっていて、だからこそ「床暖房最高!」となっている訳ですが、子どもからすれば「それが当たり前」になってしまう、ということですね。
この快適さが当たり前になっていると、将来暮らす家で暖房機の選択を誤ったりする可能性もないではないな、と親の私は思っております。
また、学生時代に一人暮らしをすることを考えると…夫も私も大学時代に一人暮らしを経験しており、まわりの学生も一人暮らしが多かったですが、ほぼみーんな割とギリギリのいわゆる大学生らしい生活でした。ちょっと程度のよいマンションに住んでいる、というくらいでも床暖房の快適さなんて夢のまた夢です。
ので、もし自分の子どもが学生らしい集合住宅で一人暮らしをすることになったら色々カルチャーショックだろうな、と思うのです。そのなかで暖房のことはやはり大きいだろうな、と早すぎるかもしれない心配をしています。
こればかりはいくら親の私が分かっていても、子どもに言い聞かせてみても、経験しないと分からないでしょうね。
ということで「床暖房×子ども」に関するメリットデメリットでした。
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