昨年は新築(といっても10ヶ月経過…)だったため、大掃除といっても気になるところをちょっと重点的に…くらいで済ませたのですが、今年はそうもいかず。
昨今は大掃除も気温的に穏やかな秋口までに済ませるとか、日頃のちょこちょこ掃除で汚れを貯めずに済ますとかで多様化していて、我が家もそうしたいところなんだけどまぁできておりません、ので重い腰を上げてキッチンから手を付けました。
というのはまあ置いておいて、我が家の浴室の掃除について少し気になるところを。
我が家の浴室
住宅の浴室のタイプは大きく分けると
・ユニットバス
・ハーフユニットバス
・造作浴室
の三つになるかと思うのですが、うちのはこの中でいえば「造作」になるのかな、と思います。
ハーフユニットは家ブログではあまり見かけませんが、TV番組「建物探訪」ではちょくちょく見かけます。下半分はユニット製品を使い防水性を保ち、上半分の壁や天井で造作仕上げを楽しめる合理的な方法ですね。
我が家のは造作といっても昔ながらの造作浴室でイメージする、タイル張りとか檜とかヒバ?とか埋め込み浴槽…などではなく、防水の部屋に「置型バス」を置いているだけ、といった簡単なものです。
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置型バスを採用した理由
一番はやはり「コスト」です。
この浴室にどれくらい金額がかかったかは次回以降にまわすとして、多分豪華なユニットバスよりははるかに安いですし、ユニットバスでも標準程度の価格ではないかな?と思います。
いわゆる造作浴室に掛かるようなコストはかかりません。
設計の初期の段階で、コストと他にも以下の何点かの理由で置型バスを希望しましたが、建築士さんも「この方法ならコストダウンが可能」といった反応だったと思います。
ただ置型バス本体には色んなメーカー、タイプが存在しますが、我が家が採用したのは探せる中では恐らく最安値に近い価格のものだと思います。
高級メーカーや高級な材質、心躍るようなデザイン…の置型バスも沢山あるのですが、当然価格も跳ね上がってきますし、コストを最優先に置型バスを採用するなら選択肢には入れることが出来ないものです。
次は単純に「見た目が好み」ということです。
これはかなり個人差があると思うのですが、私は置型バスの浴室の見た目が好きなんですね。
雑誌を見ても硬派な感じのするタイル張り天然木とかよりも、海外のシャワールームや映画に出てきそうな猫足のバスタブとか、カジュアルな感じの浴室の写真に惹かれました。
まぁ、猫脚のバスタブなんて「コスト」とか言っている我々には高嶺の花であり、そういった意味では中途半端な見た目の浴室になっているのですが。
それでもそれでも、うちのバスタブのナナメになった部分を見るとテンション上がるのです(マニアック?!)。埋め込みやユニットのバスタブじゃ、このナナメ、見ることが出来ないでしょ?もちろん家具のように脚がついているのもツボです、猫脚じゃなくても。
最後は「清掃性」です。
こう書くと「え?」と思われるかもしれません。実際設計事務所に依頼する前の工務店で「掃除がしやすいから置型」といったら、そこの建築士さんに「逆じゃないですか?」といわれました。その後依頼した設計事務所では理解してもらえたのですがね。
これも考え方に個人差があると思いますが、私は清掃性にメリットを見いだして置型バスを採用したのです。
置型バスの清掃性の利点を一番分かりやすくいうと「ブラックボックス部分が少ない」ということですかね。
浴室の汚れのつきやすさとか落ちやすさ、というのは確かにユニット製品に利点があるのかもしれません。が、私はユニットバスに存在する「手の届きようがない空間」が苦手で。いわゆる浴室のエプロンの中が代表的でしょうか?
それがただの部屋にバスタブを置くだけにすれば解消される、そう思ったのでした。
という訳で大きくこの三点で置型バスを採用した訳ですが、最後の清掃性に関してはきっと「本当に清掃性がいいの?」とモヤモヤされる方もいると思います。
私も実際「思っていたのと違った!」というところはありますが、おおむね満足しています。細かい内容は次の記事に続けます。
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