はじめに家を建てようと思った時の、ほんのささいなキッカケの一つが旧居アパートの「玄関の狭さ」でした。
旧居アパート玄関 |
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建築士さんには、要望として「広い玄関」を求めた訳ではありませんが、ヒアリングの段階で、出掛けの荷物が多くて困ることは伝えていたかもしれません。
採用した玄関ドアについて
過去記事を見ていただくと分かると思いますが(→決定した玄関ドアの取手と今日の現場)、玄関ドアに採用したのはサイズがオーダー出来るLIXIL トステム 玄関ドア DD(デザイナーズドア)。
で、肝心のサイズはというと実際の開口が、縦230cmの横85cmくらい。
設計図は以下。
これは玄関ドアの大きさ的にはどうなんでしょう?
縦は大きいですよね、多分。一度、玄関用の網戸カーテンを検討したときに縦のサイズが合うものが見つからなかったくらいです。
依頼設計事務所の物件の玄関ドアは、造作木製引き戸(オーダーアイアンハンドル付)、製作建具、両開きガラスドア…など多種多様のものが採用されていますが、大きめで開放感たっぷりのものが多いです。
我が家は防音に不安要素が無いようにメーカー品を採用した訳ですが、それでもサイズオーダーにて開放感は演出できていると思います。
対して横幅はというと、こちらはとっても一般的なんだと思います。
一般的には親子ドアなんかが採用されることも多いでしょうから、最近の住宅の玄関幅としては狭め、といってもいいかもしれません。
大荷物を持って出入りするときに、旧居アパートのように不便なんじゃないかって思いそうなところです…が、そうでもないのです。その理由は以下。
玄関ドアの内側が広い!
我が家の玄関を入ると、階段下が横に広い土間となっていて、上がり框も階段の長さ以上の幅があります。
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土間部分も、靴を脱いで上がる回廊部分も、奥行きは狭めですが、とにかく幅が広いです。
その上の空間が、階段下とそれに隣接する吹き抜けになっている、ということもあって、開放感いっぱいなんです(個人の感想です)。
玄関側から見ると裏側が見える |
階段から玄関を見る |
階段と玄関 |
室内に持ち込みたくないものも土間にどんどん置ける(常時置くのはなるべくしたくないのですが)。
車までの動線が良いこともあって、たくさん荷物があってもストレスは少ないです。
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玄関の内側が吹き抜けになっているプランって多いですが、開放感を得るためのかなり有効な方法だな、と思います。
我が家の場合は透かし階段(という名称でいいのかな?)の階段下とも相まって、何とも抜け感のある空間になっています。
決して広くはない平面上に、この開放感の玄関を設計できるって、やはり設計事務所に依頼する利点だな、と。
階段下が収納などで効率的に使える間取りもいいですが、こういう方法もありますよ、ということで。
WEB内覧会*玄関 |
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玄関からの空間利用、いつも素敵⭐と思い拝見しています。
返信削除こちらのドアは初めて知りました!
高さがあるのが羨ましいなあ~
ありがとうございます〜。
削除このドア、無機質な感じが我が家に合ってるかな〜と自画自賛です。建物探訪でも何度か見かけたことがあるので、ひそかな流行モノなのかしら?サイズオーダー出来るのとハンドルが選べること、タッチレスキーなども採用可能なのが使い勝手が良いんですよね、きっと。