当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

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2015年4月22日水曜日

WEB内覧 雨に濡れないカーポートと車体サイズ

「雨に濡れないカーポート」の検索ワードがぼちぼち多いです。
これまでも我が家のカーポートの内覧写真を紹介してきましたが、今回は車の大きさと照らし合わせてご紹介。
関連記事〜
玄関から車まで濡れない間取り
WEB内覧 玄関/外観
洗濯動線でもっと考えれば良かったこと

カーポートの仕様
材質としては外壁材の二種類のうちの一つ、ラムダ外壁材張り。
家屋から壁が伸びた形で家の内側に面していない部分は断熱材なども入っていません。
家屋の下屋の屋根がかかっていて、前部分は庇のように91cm出ています。
扉やシャッターはなし、床はコンクリートの刷毛引き、コンクリート仕上げは庇よりさらに前部に91cm伸びています。我が家の外構はここ以外は砕石敷なので、外構らしい施工はここだけですね。
以上、仕様、というには大げさですが。


雨に濡れないカーポートが設計された経緯
我が家のカーポートは家に含まれた設計になっています。
設計当初、カーポートは優先事項ではなく、住み出して余裕が出てきたら(主に金銭的に)後から既製品なりを設置しようかと考えていました。ただ、何度か書いてきたように富山というのは本当に降水・降雪の多い地域でして、車に乗るのも当たり前という土地柄ということもあり「ガレージなどは希望しないが、出来れば乗り降りの際に雨に濡れにくい形」というなんとも中途半端な要望を出していました。
当時依頼設計事務所の施工物件で見学させてもらったお宅が、ガレージもカーポートも無かったのですが、駐車スペースとして考えられた位置と住宅の庇となる部分を上手く配置して少しの降雨降雪なら運転席から濡れずに玄関に行けるようになっていました。それと同じような感じで出来たらいいなーと考えて出した要望でした。
実際見たお宅とは異なりますが
こんなイメージ
運転席との行き来を考慮に入れると、インナーガレージなどにするのが一番なのは明白なのですが、当時としては予算は出来る限り防音室に割きたかったので、そこは諦めていた、というのが正しい状況かもしれません。
だけど提案されたファーストプランにはカーポートが含まれていました→ファーストプラン提案時記事。建築士さんが市販のカーポートを後付けされるのを懸念したかどうかは定かでは無いけれど、とにかく「雨に濡れずに車に乗り降りできる」という条件を実現してくれたのです。シャッターも何も無いカーポートですが、今現在でも「雨に濡れないこと」って本当に重要、と体感しているのでこの設計を採用できて良かったと思っています。カーポートを後付けせずに済んで、予算的にもデザイン的にも良い事ばかりでした。

水色部分が屋根

車の大きさと駐車スペースの関係
駐車スペースの大きさを考えるときは車の大きさを考慮に入れるのが通常です。我が家は建築士さんにお任せでしたが、一応「ファミリーサイズのミニバンも入る大きさ」という希望を出していました。実際の所有車と設計されたカーポートの大きさは下記の通り。
【トヨタカローラ ランクス】
車体の全長 4175mm
車体の全幅 1695mm
車体の全高 1470mm
【カーポート】
1/100勾配
前後 4550mm(+庇910mm+コンクリート敷910mm)
幅 3185mm(壁の厚さもあって実測は3000mm)
高さ 2430mm

・車庫の大きさを考えるときに参考に出来そうなサイト→リクシルTOEXサイト:駐車スペース

色んなサイトを見ると、目安は「車の全長+0.8m 車の全幅+1.2m」とのこと。各車種のおおよそのサイズは以下のようになっています。
(mm)軽自動車
(ワゴンR、ミラなど)
小型自動車
(ヴィッツ、マーチなど)
中型車
(プリウス、カローラなど)
ワンボックス
(エスティマ、エルグランドなど)
大型車
(ベンツSクラス、レクサスLSなど)
車体の全長
3400
4500
4800
4800
5100
車体の全幅
1480
1680
1700
1700
1880
車体の全高
1650
1500
1500
2000
1500

我が家のカーポートを車の大きさと比較すると、幅は+1.3mで余裕がありますが、全長は+0.4mに満たなくて足りない感じ。だけど庇が91cmとコンクリート敷の部分がもうちょっとあるので、実際は充分な大きさといえます。

実際のカーポートの使い方
現在はカーポートの奥(玄関側)にラックを置いていますので、前の方にせり出し気味で駐車しています。
写真にはありませんが、夫が通勤に使用している自転車もラックと車の間に置いています。自転車があると玄関と行き来するのに、車の後ろを通りにくい事があります。子供たちの自転車は玄関の土間内階段下が定位置です。参考→WEB内覧 階段
実際は壁際に色んな物が置いてある
ラックの奥行きは50cmくらい 
車が入るとこんな感じ
ここに夫の自転車も置く
前はこれくらいせり出した状態で駐車します
車の前部は雨雪に当たるので
雪がひどいときは奥に下げ気味に
左に寄せ気味に駐車して(40cm)
運転席側に余裕が出来るようにしています(90cm)
カーポートから玄関をみるとこんな感じ
荷物が結構ありますが行き来には支障なし
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