当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
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個人的にご連絡をくださる場合には
hixim14アットマークの後gmail.com
までお願いいたします。

2015年4月15日水曜日

照明スイッチの失敗と成功

照明に関しては特にこだわりのなかった私たち。なのでほぼ建築士さんにおまかせ。
建築士さんのいう事をよく聞かずに(面倒で)全てを電球色に統一してしまい、少しやらかした部分もあるけど、家全体の照明としてはおおむね上手くいっています。
関連記事はこちら↓
<完成前>
照明計画の提案図面と変更点
照明が少し入ってました
flameの照明を購入
<完成後>
ダイニングの照明、ペンダントライトの高さ
シュークロークの残念な点(電球色で失敗)

本エントリーは照明のスイッチについて。入居当初はあやふやに「ここ使いにくいかも?ここはこれで良かったのかな?」などと思っていた所も、一年住むと「ここは失敗!」とか「ここは良かった!」とかいうかんじにハッキリしてきます。

共通スイッチにして失敗!
ダイニング、というかリビング前の通路の照明と、エントランスの照明は共通スイッチになっています。なぜそうしたのかはよく覚えてません!けど、共通スイッチだったからこそ、同じflamebrass natural L(直径46cm、ダイニングへの通路)とflare brass(直径29cm、エントランス)を採用したのだったはず。
brass natural Lとflare brass

関連記事
WEB内覧 ダイニング
ダイニングのレイアウトと動線
しかし、この二つの照明は「家の中にある箱」状態のリビングのまわりの壁に阻まれて見切れるため、同時に点灯消灯させたいと思う事がありません。むしろ片方だけを点けていたい、という場合の方が多いです。エントランスだけを点けたいのにダイニング通路の方も同時についてしまうので、ちょっと無駄な事だったなーと思っています。

しかし、今気づいたけどスイッチプレートの場所を変えなければ、この二つの切り離しはすぐ出来るのかしら?今度現場監督に聞いてみよう。
また、ここは三路スイッチにもなっていて、そのスイッチプレートの場所も少し使いにくいです、それが以下。

スイッチプレートの場所で失敗!-1
上述のダイニングとエントランスの照明のスイッチプレート、三路スイッチになっていて、場所は以下の図、1)2)の部分です。

1)は玄関から入ってすぐのところ。土間になっていますので下足で利用します。土間を上がった部分からも手が届かない事もないですが、ちょっと無理な感じ。しかも同時にダイニング通路の照明も点いちゃう(また書いちゃうけど)のが結構意味ないです。

2)はキッチンのスイッチ類が集まっているところ。ここでダイニング通路の照明が点くのはいいですが…エントランスも点いちゃうのが意味ない(また書く)。
そして、本当はA)の位置でONOFF出来ると一番使いやすい。エントランスからダイニング通路に移動するときや一階から二階へ移動するときの通過点になる場所なので。
しかしこのA)には、ダイニング通路の両端にあるブラケット照明のスイッチしかありません!なぜ?

スイッチプレートの場所で失敗!-2
スイッチプレートの場所でここにもついていてほしかった、というか無いから結構不便!というのがキッチン。

キッチンの照明はブラケット照明とダウンライトがありますが、以下のようにあ)の部分にスイッチプレートがあります。

が!我が家のキッチンへはクロークからの動線もあるので、特にキッチン全体を照らすダウンライトに関しては、図のB)の位置にもスイッチがある三路スイッチにすれば良かったなーと強く!思っています。無いので不便なんです。
実際のB)の位置にはクロークのダウンライトと勝手口外の外構用照明のスイッチがあります。
関連記事
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冷蔵庫の開く方向とキッチンの間取り
洗濯動線と間取り

建築途中でスイッチプレートの位置を変えて成功!
成功、というよりも設計時点のスイッチプレートの位置のままにしていたら確実に失敗になっていた点なのですが。
建築中に「もうこれ以降は電気配線関係は変更が難しいので、現場に行って確認しておいてください」と建築士さんに言われ、確認した後の話。私たちはよく考えずOKを出していたんですが、建築士さんが土壇場で「このスイッチプレート、こっちの方が良いのでは?」と気付いてくれた場所です。
それがリビング内の照明。

図のようにリビングのドアは引き違いのガラスドアになっていて、防音室として使用しない普段はダイニング側を開けています。
すると当然動線は図のピンクの線のようになり、スイッチプレートはイ)の位置に付いていないと不便です。
これが設計段階ではC)の位置になっていたんですね。私なんか現場で確認しても気付きませんでした。確認した時点ではドアが付いていなかったので。しかし、建築士さんは私たちよりリアルに動線を想像してくれて、この失敗を回避できたのでした。
この入り口の写真でいうと
左側の壁の裏にスイッチプレートがあります
ドアは普段この状態
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______________________________________
この記事であげた失敗点も生活する場面をよーく想像すれば回避できた事ですが、設計中にはなかなか難しいです!生活してみて不便が出てきたら工事する、という事も可能でしょうが、出来るなら建築中、もっと出来るなら設計中に動線も含めた使い勝手を考えられるとトラブルは少なくなるし、ベストな方法になると思います。



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2 件のコメント:

  1. hollyさん、こんにちは。
    いつもながら詳細な解説記事、頭が下がります★
    電気図って最後の方に取り掛かるので、もう情熱が燃え尽きてしまい、使い勝手を想像しながらシミュレーションする気力がありませんでした。
    うちも住み始めたら「うううーここがー」と思う箇所が絶対ありそう。。。
    hollyさんの建築士さん、さすがプロですね!

    返信削除
  2. こんにちは〜!
    確かに電気図を確認する頃って、本当に様々なことを検討し尽くした後だからおざなりになってしまうんですよね。そしてどちらかというと似たような検討内容のコンセントに注力してしまう、という。ま、私はコンセントでもちょっとやらかしてしまったのですけどね…
    ただ、石膏ボードを貼る前ならコンセントやスイッチプレートの位置は変更がきくことが多いですから、その頃現場に行って注意深く確認してみることをお勧めします。図面だけでは分からないことが判明したりしますから。

    返信削除