当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
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までお願いいたします。

2015年10月23日金曜日

浅い収納と使いやすさ

我が家の主な収納四カ所の、特に奥行きと使いやすさについて記します。

ご紹介するのは
・キッチン背面収納
・クローク
・シュークローク
・二階フリースペース
の四カ所です。
キッチン以外は棚受柱を壁面に固定し、棚受け金具を付けた板を任意の位置に掛けられる、というシステムを利用したものです。この棚受柱には棚板と同じような金具を使用してハンガーパイプも掛けられるようになっています。
ハンガーポールと棚受けブラケット
ロイヤル金具

キッチン背面収納
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WEB内覧 キッチン
WEB内覧 入居後キッチン
奥行きは図面上は画像に記したように27cmなのですが、棚板は26cm、本体が27cm、扉までの空間を含めると28cmとなっています。ちょっと分かりにくいですが、下の画像のようになっていて、つまりは中にいれるものは28cmのサイズまでがOK、ということです。

ここは設計時に狭いのではないかと一番心配していた奥行きです。
しかし出来上がってみれば、奥行きの浅い収納がこんなにも使いやすいのかと気付かされた部分で、現在何の問題もなく使っています。
本当に大型の食器とか寿司桶?とかだと入らないと思いますが、うちにはそういったものはありません。大型のものはパントリー的使い方をしているクロークに入れることになります。

この28cmまで入る、というのはかなりのポイントです。
何故かというと、市販のカラーボックス用の収納用品が入る奥行きだからなんです。
100円ショップなんかで買えるカゴなんかも、このカラーボックスサイズに合うように作られたものが多いようで、何も考えずに購入しても、又はどこか別の場所で使っていたものの使い回しでも、キチンと収まってくれることが多いです。
多分…5年以上前に購入した
100円ショップカゴ…
に野菜を入れて収納できてます
我が家で沢山購入して色んなところで使っている、カラーボックス用BOX「squ+」のMサイズも横にすれば入ります。

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またKEYUCA(ケユカ)のカペレシリーズ キッチンペーパーハンガーも使えます。商品説明の奥行きは27cmです。
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そして、本来は文具の括りですがカトラリーに使用している人も多い、KEYUCA(ケユカ) BOX80-240 Nもこの通りキチンと収まります。

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収納は奥行きが浅いと本当に使いやすいですが、種類豊富な収納用品をいろいろ問題なく使うのに最低限必要な奥行きは27〜28cmくらい、ということですね。

ウォークスルークローク
棚板は奥行き45cmくらい
奥行きは45cmくらいです。
クローゼット内の棚の奥行きとしては一般的なサイズでしょうか。
前述の「squ+」の長い方の幅、カラーボックスでいうと幅にあたる部分のサイズが39cmくらいなので、このボックスを縦に入れると前後には少し余裕がある感じです。

また引越し前のアパートやそれ以前に住んでいたところで、少しずつ買いそろえた無印良品のポリプロピレン収納ケースの奥行き44.5cmのものを棚板の下などに置いていますが、まさにピッタリ、という感じです。
ここの収納には家のありとあらゆるものが集まっています。
前回紹介したペーパーの予備や、キッチンのパントリーにしまうようなもの、時々使用する家電など、様々ですが、そのほとんどをボックスに入れています。
これはニトリのボックスですね始めにsqu+と決めかねて両方購入してみたのですが大きさは微妙に違えど使い勝手はほぼ同じです
ただ双方に互換性のようなものはなく
重ねたりフタの使い回しは出来ません
両方買ってみた感じでsqu+のほうが少ししっかりしていたので
以後
squ+を買い足していってます
奥行きが45cmとなると細々したものはやはりボックスに入れていないと使いにくいかもしれません。直置きすると奥の方が有効に活用できませんからね。

またこのクロークの大半を占めている衣類は、ほとんどハンガーに掛けてあります。
ハンガーにかけた衣類に必要な奥行きと通路幅のサイズには、また切っても切れない関係があるようなのですが、それはまたの機会に。

シュークローク
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WEB内覧 シュークローク
シュークロークの残念な点
冬のシュークローク収納
棚板は奥行き30cm
幅85cmで作成
ウォークスルークロークと同じシステムを利用して作ってありますが、幅も奥行きも異なります。ここの奥行きは30cmです。大きめの男性の靴だとギリギリのサイズです。
ここの奥行きが浅いのも間取りの制約上から、という部分が大きいですが、やはり収納としてはとても使いやすいです。

ものが一列にしか並ばない、というのは一見収納が不足するように思うかもしれませんが、もし奥行きが増えたとしても純粋に増えた分だけの有効活用は難しいと思います。
一列にしか並ばないのは収納しやすく取り出しやすいのです。

ここにもカラーボックス用のボックスを横にすればピッタリ収まる感じです。多種類市販されているシューボックスもピッタリです。
ここは収納そのもののサイズ感は良いのですが、土間の通路幅が犠牲になっています。そのため作業がしづらいです。
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通路幅が狭いシュークロークの使い勝手

今考えると、普段使いの靴は玄関の土間に常にでていますし、土間に置いておきたい子どもの乗り物なんかは階段下で間に合っているので、シュークロークは下足で使用する土間じゃなくて家の中からそのまま利用できる方が便利だったかもしれません。

二階フリースペース
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WEB内覧 2Fフリールーム
ここもクロークと同じシステムを利用して作ってあります。
奥行きは30cm程度でシュークロークと同じですが、幅が70cmと少し狭めです。幅が狭いために他の収納では使用できるボックスが使用しにくいです。
「squ+」のMサイズを横長に入れると、一段に一つしか入りませんし、縦長に入れると棚板から結構はみ出します。収納にボックスを使用する時はいくつか横に並べたいですから、多少使いにくい、といえるかもしれません。
が、現在の使用目的である絵本やおもちゃ収納には事足りています。
2Fはこの収納の右側に見える個室を除いては区切っていないのですが、何となくセカンドリビング的使い方をしているスペースと寝室にしているスペースに隣接しています。

ので寝るときに読む本を子どもが持ってきたり、セカンドリビングでおもちゃを広げて遊んだり、とても便利な位置にある収納だといえます。


…ということで我が家の主要四カ所の収納を奥行きに注目してまとめてみました。
設計中は色んなところの収納の奥行きが狭くて心配していましたが、出来てみればその使いやすさに目からウロコ状態でした。
本当に入れやすく出しやすい、それが奥行き浅めの収納の利点だと考えます。
勿論、深めの奥行きが必要なものも家の中には沢山ありますので、収納の目的やスペースとの位置関係によって深さを使い分けるのがベストだと思います。
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