当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
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内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
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2016年3月9日水曜日

二年経過のコンクリート/モルタルと切っても切れないクラック

もうすぐ完成から二年が経とうとしています。
住みはじめた頃からちょこちょこ補修があったり、少し規模の大きい修繕があったりしましたが、なんだかんだきれいな状態で過ごせています。掃除的な意味ではなく建物的な意味で。
一年目の冬にはアチコチ気になったクロスの隙間なんかは、慣れてきたのか動かなくなったのか分からないのですが、今年はそこまで気になりません。

我が家は一階の大部分がコンクリート仕上げになっていることから、経年で避けられない現象の一つにクラックがあります。
が、これも昨春に(別の理由ですが)全面補修を行なってからそんなに出ていませんでした。が、やはりこの冬の乾燥のためか、よくよく見ると以前クラックが入っていたのと同じような場所に細い亀裂が入っているようです。
関連記事〜
新居・ここが良かった悪かった速報
生活空間がコンクリート床であることの良し悪し
コンクリート床最大のデメリット
コンクリート床の全面補修が行なわれました

ですが、コンクリートの上に塗ってあるモルタルがコンクリートよりもワントーン暗いせいか、よくよくみないと分からないレベルのクラックになっています。私としては気になりません。



しかしここにきて、もっと別のところに出来たクラックが目につくようになりました。
シュークロークとエントランスの土間部分の基礎立ち上がり。
こんな感じで等間隔とはいえませんが、ある程度の間隔をおいて複数クラックが入ってきました。気付いたのはごく最近です。全て縦に入っているかな?と思います。
関連記事〜
WEB内覧 玄関/外観
WEB内覧 階段
玄関ドアのサイズと玄関内側の開放感
WEB内覧 シュークローク
シュークロークの残念な点
冬のシュークローク収納
通路幅が狭いシュークロークの使い勝手
場所は、以下の間取り図の土間の部分のほぼ全部です。

床の仕上げ材としてのコンクリートのクラックは気にならない、というか避けて通れないものと理解しているのですが、この土間の立ち上がりの部分はなんだか気になりました。
少し前に玄関近くの外壁に車をぶつけるということがあったので、その影響か!?とか…
基礎がむき出しになっている訳ではなく、表面をモルタルで仕上げてあるので、割れているのはモルタルだけなら大丈夫なのでしょうか?

リビング扉の修繕の様子を見に来た現場監督に、このクラックについて聞いてみました。
現場監督は見て「あ〜確かにありますね〜」といいつつも、この状態なら割れが進むということもなさそうだし、今のところは大丈夫。もし、これ以上割れてきて滑落するようなことがありそうなら修繕が必要かもしれない、ということでした。
ちなみにモルタルのすぐ下が基礎ではなく、基礎と土台の木を覆うように施工された断熱材の上にモルタルを塗ったものでした。

おそらくモルタルがそこまで厚くないので、ちょっとの膨張収縮でクラックが入ってしまうと。機能的には今のところ問題ないということでした。
見た目が気になれば修繕しないといけないかと思いますが、クラックの部分を埋めるような中途半端なやり方では逆に目立つだろうし、やるとしたら上から全部塗り直しですね。それでも薄く塗ればまた割れてくるだろうし。

ということで、出した答えは「様子見」。
シュークロークの方は住人の我々も気付かなかったくらいなので、見た目は気にならないし妥当だと考えます。
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4 件のコメント:

  1. こんにちは。いつも参考になる記事をありがとうございます。
    我が家も玄関がモルタル仕上げなのですが、早速クラックが気になってきました。ただ、竣工してまだ1カ月なので、経年とはいえず、施工不良と疑ってしまいます。玉砂利洗い出しにすれば目立たなかったかなーと少し後悔しています。記事で書かれているとおり、クラックだけ補修しても逆に目立ちますものね。

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    1. ご訪問、コメントありがとうございます!
      新築ホヤホヤということで、喜びとか安堵とか多忙とか一気にきている時期ですよね。なにはともあれおめでとうございます。
      クラックは付き物とはいっても一ヶ月では流石に早い気がします。小さなクラックでしたらコンクリートの味、として納得できるんですが。
      クラックの補修というと、中に水が染み込んでいって鉄筋が錆びないようにするための機能的な処置が主流なので、見た目がかなりイマイチになってしまうんですよね。
      うちも一階部分にモルタルを塗ることが決まる前に一度補修してもらったのですが、間にセメント粉を詰め込むような感じで「目立たなくなる」処置では無かったです。
      ただ記事にもあるようにワントーン暗いモルタルだと目立たなかったので、玄関の土間が未塗装なら色つきの塗料を塗ると目立たなくなっていいかもしれません。
      うちもコンクリートの全面補修が入る際に塗料の検討もしました、アクアカラーという製品がコンクリートの質感を失わないので建築士のおススメでした。
      クラック問題はありますが、やっぱりコンクリートの質感はいいですよ〜

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  2. holicさん

    ご返信ありがとうございます。やはり1カ月でクラックは早いですよね。どうもモルタル部分が薄かったようです。教えていただいたアクアカラー、色の種類が豊富で、良い色ありますね。早速建築士さんと検討したいと思います。クラックが出た後でも塗って大丈夫なのか、確認する必要がありますね。
    holicさんがおっしゃっているように、質感はいいですよね。私も気に入っています。当初はタイルだったのですが、減額でモルタルになったものの、玄関収納のラワンと相性がよくて、今はこれにしてよかったと感じています。holicさんの御宅のラワンフローリングの記事は、何度も熟読させていただきましたよ!

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    返信
    1. そうそう、厚みが肝心なんですよね。薄いと氷のように割れてしまうというか。
      この記事の割れに関してもコンクリート特有のクラックというよりは、断熱材というある程度柔軟性のあるものの上に薄く(1cmないくらい?)塗ってあるのが原因と思います。

      ラワンとモルタルですか!確かに相性いいですよね。かなり好みの感じです。内覧写真を楽しみにしています〜

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