当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
hixim14アットマークの後gmail.com
までお願いいたします。

2016年3月7日月曜日

歪むサッシ枠の補修-ありえない提案

リビング兼防音室の扉の補修が完了しました。
今回補修が必要になったのは「開閉する際に、ガラスの重量でサッシ枠が歪み、枠にガラスを止めつけているパッキンがズレる」からでした。

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補修前
サッシとパッキンでガラスを挟んでいる状態を上から見た断面


補修後


補修方法は
もう一つ別のありえない補修方法も提案されたのですが(後述します)、今回行なったのは「パッキンの部分をコーキング材に置き換える」というものでした。
ちなみに当初のガラス留め材、パッキンのようなものは「ビード」と呼ぶらしいです。

コーキング材の硬化時間に一昼夜必要になるのでその間扉が動かせない、というのがネックのはずでしたが、最終的に引き取り補修となりました。扉がそこにあったら注意していても動かしてしまいそうですし、子供たちはどうしても触ってしまっていたかもしれないのでこれは良かった。

補修後の状態は
補修後に搬入してから扉の微調整をしたということもあり、サッシ枠の部分を持って開閉してもびくともしない、開閉も非常にスムーズになりました。
コーキング材は弾性はあまり無く、結構硬めのものが使われているようです。
イメージとしてはガラス仕切りとかによく使われている、頑丈なコーキング材のようです。
サッシ枠が安定したのでこれまでより開閉がかなり楽になりました。枠も全く歪む様子はありません。思い切って補修してよかったです。

ちょっとした不安
コーキング材というと「劣化に伴う打ち直しが必要」というイメージがありますので、その辺どうなんでしょう?ある程度の経年で必要になるのでしょうか。
こういったガラスのコーキング材は、外壁に使用するような弾性があるコーキング材と違いますので大丈夫なのかもしれないし、パッキンのままだったとしても劣化はあったかもしれません。
将来的に打ち直しが必要なのか確認しておかないといけないと思います。

提案されたありえないの補修法
採用されなかったもう一つの補修方法について。
「高さ方向の強度が不足しているので中間に横桟を入れて補強する」というものでした。
うちでは網戸がそうなっていますが、横桟が入ると当然ガラスが二分割されることになります。
サッシの高さ中間に横補強が入っている網戸
横桟が入るとかなり見た目の印象が変わってしまうので、デザイン設計からいうとありえない補修方法ではありますが、メーカーとしては補強のための当然の方法なのかもしれません。
我々はこれは聞いた瞬間「駄目だろう」と思いました。現場監督が建築士に相談したところすぐに却下された方法だったので、安心しました。
横に補強が入ってしまうとリビング⇔ダイニング通路の連続感がなくなってしまいます。


ということで、サッシ枠の補修が完了して使い勝手が向上しました。
補修を依頼してよかったと思っています。
今回の補修に関して、こちら施主側の負担金はありませんでした。どんなに扉が重くとも、きちんと問題なく開閉できることも扉の保障内、ということかと思います。
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