食洗機決着 前半の続き。
とうとうどの食洗機を入れるか決めないといけないところまできた私、汚れ落ちを実際試せないので、基準の食器がどれだけ沢山&入れやすいかを比較して答えを出すことにしました。
日本製の食洗機のメーカーの製品情報を確認してみると大皿何枚、とか茶碗何枚とか書かれていることが多いです。
そして○人分、というのは大皿、中皿、小皿、茶碗、汁碗を各1点のセットが入れば一人分としてカウントします。
なのでそれらの食器が効率よく入るような食洗機、つまり他に余裕がなくても大中小茶汁が5セット(とコップやカトラリー類が)入れば5人分、となります。
それと比べてセットの効率よりもいろいろな形状の食器が入るような設計の食洗機は、同じセットは5人分しか入らないので表記は5人分だけど、その他の食器が入る分大容量だったりすることもあります。
(ちょっと自分で書いててよく分からない文章だけどいいたいこと伝わるかなー?)
そして、基準の大きさについて。
どのメーカーもだいたい日本電気工業協会の「電気食器洗い機用食器に関する自主基準」という業界内の基準を使用しているとの掲載があります。
じゃあ、その基準ってどんなのかなーと思って見てみると製品パンフレットなどに大皿とは直径何センチで〜などと記述があることもあればないこともあります。
ので日本電機工業界に電話してみました(無駄な行動力、ネットにも掲載がなかったので)。
結果、やんわりと消費者の一個人に教えるのは無理かも〜?担当者が不在でよく分からないし〜公開するのはメーカーさんの許可が必要だったり〜?みたいなもやもやした対応だったのですが、大体のところは教えてくれました。
それが以下です。はっきりしない部分もありました。
分からなくなってきたので、パンフレットに入る食器量として書いてある食器を用意して、パナソニック間口60cmと深型、リンナイ間口60cmに実際入れに行ってみました。
以下の表は熱く比較検討していたときに、めぼしい機種をピックアップしたものです復習に。
※現行製品とは変わっている可能性がありますので注意。
とうとうどの食洗機を入れるか決めないといけないところまできた私、汚れ落ちを実際試せないので、基準の食器がどれだけ沢山&入れやすいかを比較して答えを出すことにしました。
日本製の食洗機のメーカーの製品情報を確認してみると大皿何枚、とか茶碗何枚とか書かれていることが多いです。
そして○人分、というのは大皿、中皿、小皿、茶碗、汁碗を各1点のセットが入れば一人分としてカウントします。
なのでそれらの食器が効率よく入るような食洗機、つまり他に余裕がなくても大中小茶汁が5セット(とコップやカトラリー類が)入れば5人分、となります。
それと比べてセットの効率よりもいろいろな形状の食器が入るような設計の食洗機は、同じセットは5人分しか入らないので表記は5人分だけど、その他の食器が入る分大容量だったりすることもあります。
(ちょっと自分で書いててよく分からない文章だけどいいたいこと伝わるかなー?)
そして、基準の大きさについて。
どのメーカーもだいたい日本電気工業協会の「電気食器洗い機用食器に関する自主基準」という業界内の基準を使用しているとの掲載があります。
じゃあ、その基準ってどんなのかなーと思って見てみると製品パンフレットなどに大皿とは直径何センチで〜などと記述があることもあればないこともあります。
ので日本電機工業界に電話してみました(無駄な行動力、ネットにも掲載がなかったので)。
結果、やんわりと消費者の一個人に教えるのは無理かも〜?担当者が不在でよく分からないし〜公開するのはメーカーさんの許可が必要だったり〜?みたいなもやもやした対応だったのですが、大体のところは教えてくれました。
それが以下です。はっきりしない部分もありました。
日本電機工業会「電気食器洗い機用食器に関する自主基準」
※単位はmm、直径,高さの表記です。
※単位はmm、直径,高さの表記です。
大皿 230,25
中皿 180,20
小皿 120,20
小鉢 100,?
小鉢 100,?
茶碗 120,55
汁碗 120,55
湯呑 65,30
グラス 120,?
そしてその人が言うには、メーカーもこの大きさきっちりという訳ではなく±10mm程度の誤差は「有り」で算定しています、とのことでした。
それをふまえて各食洗機メーカーの製品情報を見てみると、人数分の算定に使用される大中小茶汁椀は大体どこも似通った大きさを基準に、それ以外の小鉢やコップ類はメーカーごとに結構大きさの基準のばらつきがあるような気がしました。
例えば、基準より数センチ大きいお皿が何枚入ります、とか、この基準外に中くらいの椀物が入りますとか、そういったことを「売り」にしている場合も多い。
こうなってくるとよく分からなくなってくる。グラス 120,?
そしてその人が言うには、メーカーもこの大きさきっちりという訳ではなく±10mm程度の誤差は「有り」で算定しています、とのことでした。
それをふまえて各食洗機メーカーの製品情報を見てみると、人数分の算定に使用される大中小茶汁椀は大体どこも似通った大きさを基準に、それ以外の小鉢やコップ類はメーカーごとに結構大きさの基準のばらつきがあるような気がしました。
例えば、基準より数センチ大きいお皿が何枚入ります、とか、この基準外に中くらいの椀物が入りますとか、そういったことを「売り」にしている場合も多い。
分からなくなってきたので、パンフレットに入る食器量として書いてある食器を用意して、パナソニック間口60cmと深型、リンナイ間口60cmに実際入れに行ってみました。
以下の表は熱く比較検討していたときに、めぼしい機種をピックアップしたものです復習に。
※現行製品とは変わっている可能性がありますので注意。
品名・間口 | リンナイ60cm | リンナイ45cm | ハーマン45cm | |
品番例 | RKW-600(A) | RKW-453C | FB450PF | |
扉タイプ | スライドオープン | フロントオープン | フロントオープン | |
カ タ ロ グ よ り | サイズ(mm) 高さ/幅/奥行 | 450/598/639 | 750~850/448/556 | 750~820/448/580 |
人数(JEMA) | 8人分 | 6人分 | 8人分 | |
点数 | 52点 | 52点 | 58点 | |
容積 | 61L | 65L | 86L | |
使用水量 | 15L | 18L | ||
庫内実寸(mm) | 255/510/465 | |||
計算容積 | 60.5L | |||
備考 | 8,8,8,8,8,12 | 6,7,12,6,6,15 | 8,8,10,8,8,16 |
品名・間口 | パナ60cm | パナ45cm深型 | ミーレ45cm | TOTO卓上 | |
品番例 | NP-P60V1WSPS | NP-45○Dなど | G4500SCU | EUD510R | |
扉タイプ | スライドオープン | フロントオープン | 卓上フロント | ||
カ タ ロ グ よ り | サイズ(mm) 高さ/幅/奥行 | 805~870/448/570 | 598/525/280 | ||
人数(JEMA) | 7人分 | 6人分 | 7人分(IEC基準9人分) | 6人分 | |
点数 | 50点 | 44点 | 42点 | 62点 | |
容積 | 62L | 62L | 45L | ||
使用水量 | 15.5L | 11L | 13L | 10L | |
庫内実寸(mm) | 245/495/455 | 340/390/455 | 125+235/455/265 | ||
計算容積 | 55.2L | 60.3L | 43.4L | ||
備考 | 7,8,9,7,7,12 | 6,6,8,6,6,12 | 6,6,21,6,6,6+11 |
では、食器を入れる前と入れた後の写真を見て下さい。
上下が回転してしまって見にくい写真もありますがご了承を。
- パナソニック間口45cm深型
投入前 |
下段投入 |
投入完了 |
まな板入れるときはここに。 基準外の我が家でよく使う皿も入れてみた。 右下の横長カレーパスタ皿だけど、 他の基準内の食器に比べて入れにくかった。 |
入れた食器を全部出すのに1分20秒 かかりました。
- パナソニック間口60cm
投入前 |
下段投入 |
投入完了 |
基準外の横長皿も入れてみる 入る、入るがとたんに効率が悪くなる。 |
全食器を入れるのに、4分12秒、
入れた食器を全部出すのに1分33秒 かかりました。
深型よりは時間がかかったけど、パンフ上も実際も入る枚数が多かったのでまあそんな物かと。
- リンナイ間口60cm
投入前 |
下段投入 |
投入完了 菜箸が立っていますが、 このままだと閉まらないので 寝かせる必要があります。 |
基準外の横長カレー皿が入れにくいのは どれも同じ。 カトラリーはパナより入る。 |
ショールームにドンブリがあったので 試しに入れてみる。 カチッと立って結構入れやすい。 パナソニックはこうはいかないかも |
全食器を入れるのに、4分37秒、
入れた食器を全部出すのに1分36秒 かかりました。
パナソニック製と比べると多少入れにくいかな?慣れの範囲だと感じる。
今回やってみて分かったこと。
・TOTOもタカラもショールームの方は食器の持ち込みでの「試し入れ」を快く承諾してくれた。
・基準の食器の大きさは結構シビアで、家で普段使用している食器は「高さ」が超えている物が多かった。当初は海外の食器向けに作られた製品というだけあって、やっぱり少しでも深さのある食器は基準外になってしまう。そして基準外の形状の食器だととたんに入れにくさを感じた。
今回使用した主な食器 |
・庫内の大きさよりも、カゴや食器を立てるツメの形状が入れやすさや量に関わってくる。
・カトラリーを入れる部分はリンナイの方が大きい。
・菜箸を立てられるのはパナ深型のみ。
・食器入れにかかる時間はパナ深<パナ60<リンナイ60だったが、どの機種もそれ程変わらず、慣れればどれも同じになると感じた。
・パナソニックはカゴ・ツメが樹脂製で、リンナイはステンレス(ステンレスは食器への傷が気になりそう、樹脂製はもろそう?それにカゴは消耗品で部品交換もありなのかしら?)
・パナソニックの深型は茶碗汁碗の部分のツメがとっても入れやすかった。
・でもやっぱり深型より間口60cmのほうが沢山入る(パンフ上でもそうなっているが再確認)
・間口60同士だと容量に差はないように感じた。
・リンナイの方が食器の形状の自由度が高いような気がした(大きなどんぶりなど)。
などなど。
で、ここまで試してやっと結論。
当初の予定通り、リンナイ60cmを入れることで決定。
洗浄力に不安があるものの、食器の形状に自由度があることで、結局普段我が家で使用しているような食器が沢山入るのではないかと期待して。
リンナイは導入価格もパナに比べて安価ですし、あまり期待しないでいることにします。
その後の海外製の導入を夢見て。
でも、本当に基準内の食器しか使用しなければパナソニックに軍配が上がっていたと思います。
実際新築した私の両親宅でもパナソニック深型を導入しているのですが、使い心地はまあ良いようです。
私が今使っているTOTOの最後の卓上型食洗機EUD510Rは結構いい製品だと思っているのですが、それと比べて汚れ落ちは同等か上回っていると思います。
庫内が卓上型より広い分、投入時にストレスも感じませんし、運転音の静かさには驚きました。(TOTOと比べて)
しかし、運転時間が長く感じました。(TOTOは乾燥なしだと15分程で出来ますが実家の機種は短くて40分コースから?)
さて、なんだか締まりのない結末でしたがこれにて食洗機検討終了です。
※関連記事をまとめて
初めまして。パナですが、スリコで買った汁椀の収まりが腹立たしいほど悪くて。「取説の【標準食器】って何よ?」と検索してこちらに来ました。JIS、とかじゃないんですよね…電話して聞かれてもあまり明確な返答はない、と。なんなんでしょうね~。
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