家づくりにおいて窓には沢山の検討要素がありますね。
採光、通風換気、インテリア・エクステリアデザイン、断熱・遮音、防犯…
庭やバルコニーを取る余裕のない我が家では、掃き出し窓が欲しいとか採光は出来るだけ沢山とか、そういった要望も出さずほぼ建築士さんのお任せにしていました。
唯一、今現在「窓なしになった浴室」に「換気のために小さくてよいから窓を設けたい」と申し出たのだけど、何点かの理由で建築士さんに却下されました。
その話はまた機会があれば記事にするかも。
…でお任せにしていた結果、我が家にとって必要十分な窓の設置となっています。
大まかにいうと
南側隣家が境界ぎりぎりに建っているため南からの採光が難しい我が家では、東側に大きく窓を取り、さらに東と南北では吹抜けを利用して採光しています。
西側には4.4畳個室の小さな滑り出し窓があるのみ。これは西日対策と西側隣家への防音の配慮のためといえます。
関連記事〜
WEB内覧 4.4畳個室
4.4畳にデスクとベッドとハンガーラックを置く
それぞれの窓についてはまたおいおい記事にしていけたら、と思っているのだけど、今回は我が家の窓の中でカーテンをつけていない窓について。
カーテンが無い窓
カーテンが無い窓は三カ所あります。
1)リビングのトップライト
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リビングの一角に煙突状吹抜け その先にトップライト |
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サニタリー吹抜け 横長の窓二つ |
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階段上の洗面横の北窓 |
カーテンがない理由
このうち、1)と2)に関しては外から家の中の人の様子が見え(る訳が)ない窓でプライバシーに配慮が必要ないということでカーテンなし。
2)と3)の北側に面する窓は、直接日が差し込まない、北からの安定した採光を得るためカーテンなし。(季節によっては直接西日が差し込むことがありますが)
しかし本当のこというと3)については「階段⇔2Fフリールームへの通路」であるので、プライバシーに配慮が必要だったかもしれない。
昼間には外が明るいので中の様子は見えにくい。
夜も、外で地上からだと見上げる形になるので、壁の一部と天井あたり位しか見えず、窓のそばに立たないと姿は見えにくい。
けど窓の向かいに丁度アパートの外階段があるし(人が昇降するのにかち合うことはほぼほぼありませんが)、割とラフな格好で(程度はお察しくださいねっ)家中を練り歩く習慣のあった私たちは、この窓のプライバシーが必要なんじゃないかと心配していました。
…が入居して10ヶ月、ときにはラフな格好で窓の前を早足で通り過ぎたりしつつも、なんとか過ごせていました。
ということで、この窓のプライバシーへの配慮に関してはクリアしつつあったのですが、一つ気になることが出てきました。
やっと本題の前に…北陸の住宅の雨戸・シャッターについて
家づくりの話では、当然雨戸やシャッターを付ける、というのをよく見ますが、私は雨戸のない家庭で育ったのでピンと来ませんでした。
これまで数々の集合住宅や貸家に住んだこともありますが、雨戸付の住宅はなかったです。北陸か、もしかしたら私の生まれ住んだごく小さな範囲での話かもしれないのですが、雨戸が付いている住宅はあまり見たことがありません。集合住宅だと全国的に雨戸が付いていない、ですよね?
よくよく注意してみると北陸でも付いているお宅もあるのですが、多分閉めることは滅多に無いように思います。
なのでサザエさんのオープニングソングで雨戸を開けているアニメーション、子供の頃はあれが何をしているのかよく分かっていませんでした。
理由としては、北陸では「窓はとにかく採光目的」であることと「台風の被害が比較的軽め」であることかな、と私は思っています。
建築士さんとのやり取りでも雨戸やシャッターの話は出てないし、当たり前のように提案設備にも入ってきていません。
カーテン、シャッターのない窓の気になる点
それは「夜間の街灯からの明り」です。これが寝室に差し込むのでかなり気になります。
寝室⇔窓の間に寝室を間仕切るカーテンがあるので、これを閉めておけば問題ないのですが、床暖房だけで家中を暖めているので冬期の今は閉めない方が快適なのです。
ちなみに、サニタリーの吹抜けからも街灯の明りがかなり入るのですが(2Fのトイレにも室内窓を通して入ります)、寝室には影響ないし夜中に照明なしでトイレが利用できるのでこちらは問題ないです。
これだけだと何の画像か分かりにくいですが 真夜中の寝室壁に差し込む街灯のあかりです |
ということで、かねてよりプライバシーが気になっていた窓に夜間の街灯の問題も出てきたので、対策を考えいているところです。
カーテンを付ける、というのは入居後でも比較的簡単なように思いますが、我が家の場合2重サッシになっているといこともあり、なかなか一筋縄にはいかず、計画段階から後付けが容易なようにしていれば良かったなと思っているので、注意点として上げておきます。
生活するには、昼間だけでなく夜や真夜中のことも考えねばならないということで。
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