どちらもサンワカンパニーの人工大理石の製品です。
一階サニタリー:カリッサ750 壁固定仕様 |
二階ホール:ラディー75 |
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・WEB内覧 浴室、洗面、トイレ
←私も子ども時代、この時期に家でやったもんです。・WEB内覧 浴室、洗面、トイレ
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どちらも建築士さんから提案されたものをそのまま採用した訳で、特に「人工大理石」のものを!と希望した訳ではないです。
多分、好みの建築事例写真を提示した中に「コーリアン」製品を含む写真が多かったので、提案してくれたものだと思います。
コーリアンは人工大理石の中でも高級なもの、ということらしいですね。
人工大理石とは
多分ネットで調べた方が詳しく分かると思うので、私が調べた範囲で簡単にいうと
「大理石の代用品として水回り製品に使われる、樹脂を主成分とした人工素材」
ということです。
私も勘違いしていたのですが、人工「大理石」というからには、大理石の性質を持っているのかと思ったら、全くそうではないみたいですね。
大理石はジュースをこぼした程度でダメージを受けてしまうくらい「酸」に弱いもの、という認識だったので、はじめは洗面台にも酸性の洗剤を使えないのかと思いましたが、大丈夫みたいです(→後述しますが、酸性はやっぱりやめた方が良いです)。
またよく似た言葉で「人造大理石」というのもあって、こちらは実際に天然の大理石を砕いたものを樹脂等で固めたもので、天然の大理石と人工大理石の中間という感じなんですかね。
さらに「人造大理石に見せかけた人工大理石」というのも存在してややこしいのですが…
キッチンのワークトップで模様になっているものが、まさに「人造大理石に見せかけた人工大理石」なんでしょうね。…ということは「本当は人造大理石の方がいいけど、諸事情で人工大理石を選ぶ!」と考える方が一定割合いる、ということなのかしら。人造大理石の方が天然石を使っている分、材料費も製造費もかかるようなので、高価なのかも?ちょっとその辺は主題と外れるので置いておきますが。
人工大理石のメンテナンスと欠点
・メンテナンス
サンワカンパニーのラディー75やカリッサの取扱説明書によると、クリームクレンザーや細かいサンドペーパーで、汚れを落とすことができるということです。が、あまり固いものでこすったりすると傷ついたり、ツヤのバラツキがでたりするので注意が必要です。
我が家では、ちょっと汚れが気になるときにはメラミンスポンジを使っています。
形状がシンプルなので、ズボラな私でも「ちょっとお手入れ」が行き届きやすく、ひどく汚れるような状態になったことがありません。
これで二台の洗面台を一年使ってみた感じ、ほぼ新品同様の状態を保てていると思います。
・欠点
以下、ウィキペディア:人工大理石 からの引用によりますと、
また、劣化について、一昔前には人工大理石のキッチン天板なんかだと、シミや色ヤケが起こりやすく、また何もしなくても劣化しやすかったようですが、最近のものはかなり進化しているようです。
我が家の場合、壁付け仕様の洗面台を本当に取付けているだけ、なのでシステム洗面台程コストはかかっていません。将来劣化が気になったら、同じような洗面台に取り替えるのもアリかな?と思っています。
そして、大惨事
サンワカンパニーの取り扱い資料の中で、「毛染め材・口紅・油性マジック等はもっとも頑固な汚れです。表面に付着しないようにご注意願います」という部分があります。
つまり、油性や色素に注意なんですね。
でも、やってしまいました。色素汚れ。
私の化粧品…ではなく、この時期頻繁に見かける「カラーテスター 」で。
どちらも建築士さんから提案されたものをそのまま採用した訳で、特に「人工大理石」のものを!と希望した訳ではないです。
多分、好みの建築事例写真を提示した中に「コーリアン」製品を含む写真が多かったので、提案してくれたものだと思います。
コーリアンは人工大理石の中でも高級なもの、ということらしいですね。
人工大理石とは
多分ネットで調べた方が詳しく分かると思うので、私が調べた範囲で簡単にいうと
「大理石の代用品として水回り製品に使われる、樹脂を主成分とした人工素材」
ということです。
私も勘違いしていたのですが、人工「大理石」というからには、大理石の性質を持っているのかと思ったら、全くそうではないみたいですね。
大理石はジュースをこぼした程度でダメージを受けてしまうくらい「酸」に弱いもの、という認識だったので、はじめは洗面台にも酸性の洗剤を使えないのかと思いましたが、大丈夫みたいです(→後述しますが、酸性はやっぱりやめた方が良いです)。
またよく似た言葉で「人造大理石」というのもあって、こちらは実際に天然の大理石を砕いたものを樹脂等で固めたもので、天然の大理石と人工大理石の中間という感じなんですかね。
さらに「人造大理石に見せかけた人工大理石」というのも存在してややこしいのですが…
キッチンのワークトップで模様になっているものが、まさに「人造大理石に見せかけた人工大理石」なんでしょうね。…ということは「本当は人造大理石の方がいいけど、諸事情で人工大理石を選ぶ!」と考える方が一定割合いる、ということなのかしら。人造大理石の方が天然石を使っている分、材料費も製造費もかかるようなので、高価なのかも?ちょっとその辺は主題と外れるので置いておきますが。
人工大理石のメンテナンスと欠点
・メンテナンス
サンワカンパニーのラディー75やカリッサの取扱説明書によると、クリームクレンザーや細かいサンドペーパーで、汚れを落とすことができるということです。が、あまり固いものでこすったりすると傷ついたり、ツヤのバラツキがでたりするので注意が必要です。
サンワカンパニーの製品資料 |
我が家では、ちょっと汚れが気になるときにはメラミンスポンジを使っています。
形状がシンプルなので、ズボラな私でも「ちょっとお手入れ」が行き届きやすく、ひどく汚れるような状態になったことがありません。
これで二台の洗面台を一年使ってみた感じ、ほぼ新品同様の状態を保てていると思います。
・欠点
以下、ウィキペディア:人工大理石 からの引用によりますと、
天然大理石と比較すると柔らかく傷つきやすく熱に弱い。型が必要になるので1点ものの特注品には対応が難しい。また主成分は樹脂なので、天然大理石の高級感や風合いは無く、無機的な感じになりやすい。ソコフ(コゲ落し洗剤)や塩化メチレンのような溶剤を含む塗料剥離剤を使用すると、表面が侵食されてしまう。また色の濃い製品では、研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーを使用すると微妙な艶の違いを生じ、磨いた部分がうっすらと白くなるという欠点がある。自然消火するが可燃物であり、燃焼すると不完全燃焼により一酸化炭素等の有毒ガスを発生する。ということらしいですね。
また、劣化について、一昔前には人工大理石のキッチン天板なんかだと、シミや色ヤケが起こりやすく、また何もしなくても劣化しやすかったようですが、最近のものはかなり進化しているようです。
我が家の場合、壁付け仕様の洗面台を本当に取付けているだけ、なのでシステム洗面台程コストはかかっていません。将来劣化が気になったら、同じような洗面台に取り替えるのもアリかな?と思っています。
そして、大惨事
サンワカンパニーの取り扱い資料の中で、「毛染め材・口紅・油性マジック等はもっとも頑固な汚れです。表面に付着しないようにご注意願います」という部分があります。
つまり、油性や色素に注意なんですね。
でも、やってしまいました。色素汚れ。
私の化粧品…ではなく、この時期頻繁に見かける「カラーテスター 」で。
成分は
賦形剤:乳糖
結合剤:結晶セルロース
着色剤:食用赤色104号
滑沢剤:タルクステアリン酸マグネシウム
香味剤:香料(オレンジ由来) サッカリンナトリウム
その他:プロピレングリコール
…ですね。「着色剤:食用赤色104号」、これ。本当に気をつけて下さい。
長男も先日これを持ち帰っていました。
色素入りのテスターを口の中で砕いて吐き出すのですが、今年は気が抜けていたんでしょう、あろう事か人工大理石のカリッサ750に吐き出させてしまったんです。
吐き出した瞬間に白い人工大理石に染み込んだっぽく色づいてしまいました。あまりに慌ててしまったので画像も何も残す余裕がなかったのですが。
※イメージです |
慌ててメラミンスポンジでこすったのですが、後の祭り。普通に薄赤色のしみ汚れになってしまっています。
※イメージです 少し薄くなったのですが… |
※イメージです 何となく赤くなってしまったカリッサ… |
「これでいいかな?!え?!なんか大丈夫?白さとシャープさが売りのカリッサが薄ピンクで!」と完全に混乱してしまいましたが、その後、排水口の栓を取り外し、ゴム栓をして、塩素系の漂白剤でつけ置きすることで、多分多分、元の白さに戻りました。
スミマセン、一刻を争ったので本当に画像が残っていません。
以下の感じで漂白しました。
←使ったのはコレ。浴室の掃除にも時々使ってスッキリしてます。
本来はメンテナンス資料にもあるように、そもそも「表面に付着させない」配慮が必要だと思います。
昨年も長男はカラーテスターをやったワケですが、竣工後間もなかった時期で私も汚れにはピリピリしていたので、スロップシンクに吐き出させたのを、後になって思い出しました。それはそれで、まわりの壁紙に飛び散らせて私をさらにピリピリさせたのですが。こちらは汚れの落ちやすい壁紙だったのでウェットティッシュですぐに拭きとれました。
スロップシンクは陶器製なので、色素も何の問題もなく落ちました。
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TOTOスロップシンク SK507とSK500のサイズ感
サンワカンパニーに問い合わせてみた
上の方で記述した「酸性の洗剤=クエン酸スプレー」や、私が慌てて使ってしまった「塩素系漂白剤」の使用について、サンワカンパニーに問い合わせてみました。
大まかにはメンテナンス資料(PDF)以上の回答はありませんでした。やはり気をつけてほしいのは毛染め材や溶剤を含むものらしく、毛染め材でのダメージは実際に報告があるようでした。
メンテナンス資料にもあるように、基本的には中性のクレンザー等を使用するしかない、とのことで、「酸性の洗剤=クエン酸スプレー」や「塩素系漂白剤」は変色の可能性がないと言い切れないので、使用は避けて下さい、とのことでした。
ということで、食用色素の漂白を塩素系漂白剤で行なった私の方法は、間違ったお手入れ方法です。私の場合はたまたま問題がなく済みました(と思います)が。
本来は真似しないでほしいですが、にっちもさっちもいかなくなった方はご自身の責任において、ご参考になさって下さい。
住まいのトラブル・メンテナンス |
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