当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
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2015年5月22日金曜日

14ヶ月後の外壁(ラムダ/ガルバ)の状態とガルバリウム外壁材の注意点

竣工から一年二ヶ月。家の中も外も、まだまだ「新築」って感じの部分もあれば、結構使用感が出てきたところもあります。
今回は外壁について。
関連記事〜
WEB内覧 玄関/外観
ラムダ外壁と冬季のさしいれ
現場打合せ サッシ、外壁、屋根色決め

我が家の外壁材
下図の灰色に見える部分:昭和電工建材株式会社 ラムダμリペール(μ15ヨコ-300)
下図の白に見える部分:カラーGL鋼板(いわゆるガルバリウム)
の2種類張り分けです。
外観に関しては「とにかくメンテナンスが容易なものを」という要望のみで、こういった設計になっています。

張り分けの基準
・南北面で庇が殆どなく(というか無い)、汚れ易いと予想される部分がガルバリウム
・東西面で30cmくらいの庇があり、(我が家の中では)比較的汚れにくいと予想される部分がラムダ
となっています。

完成からこれまでの天候
豪雪地帯として知られる富山ですが、今回の冬はほどほどに降雪があった、という感じです。年間を通して雨が多いのは何度か触れてきたとおりで、この一年二ヶ月の日照率は以下のグラフの感じです。


一年二ヶ月後、現在の汚れ
「メンテナンスが容易=汚れにくく、清掃が容易」と思っていますが、現在の汚れの状況は以下の通り。

ガルバリウム部分
サッシからの雨だれ(?)部分の汚れが少し気になります。
南面
南面
北面
二階部分がガルバリウム
下屋がラムダ
画像を拡大して見ると分かりやすかな?サッシの角の下にうっすら汚れが垂れています。
サッシの雨だれをせき止める製品もあるようですが、付けてません。
それよりも、南面の画像を見ると汚れより気になる部分がありましょう、それは後述。

傷!
ガルバリウムも製品の塗装タイプで色々あるようですが、傷が目立たないタイプを一応選択しています(記事→現場打合せ サッシ、外壁、屋根色決め
が、園芸ポールを立て掛けていた部分に傷が付いています。このポールを掛けたのはごく最近ですが、このところの台風や、突発的な強風で園芸ポールが擦れて傷ついた物と思われます。
真ん中あたり、横にうっすら傷ついてる。
ポールは必要に応じて伸ばしていますが、
強風のあったときに丁度傷のあたりの高さにしていた
私としては気にならないレベルなのですが、今のうちに何かしら対処しておかないとここから錆びてきたりするかもしれません。

ラムダ部分
もともと汚れにくい(であろう)多少庇がある部分やカーポート内部、玄関屋根の下に施工されているためか、竣工後に付いたと思われる目立つ汚れはありません。ガルバリウムで気になったサッシの雨だれも無い様子です。
竣工時 
現在
竣工時
現在
竣工時 
現在
多少の庇が効いているのか、そもそも汚れが付きにくい素材なのかは分かりませんが。
コーキング施工の際に付いたと思われる汚れが多少浮いて出ているところがあります。

硬質パルプのような見た目ですが、材の端から色あせしているような気がしました。
が、竣工時の画像と比べるとあまり変わらないことが分かります。

その他、ガルバリウムの気になるところ
ガルバリウムはその見た目から(トタン的な?)敬遠される方も多いと思いますが、我が家としては本当に「外観はシンプルでメンテナンス性があればよし」だったので特にこだわり無く選択しました。コストダウンの面もあります。
これでよかったと思ってはいるのですが、注意点を一つ。

上の我が家の南面の画像を見ると汚れより気になる部分がありますね…それは、ガルバリウムが波打っていること!
ガルバリウムもこだわれば、形状や張り方や色の選択で見た目カッコいい物や(私は黒でもいいと思ったのですが、親世代には不評でした…)、より厚みがあって剛健なものもありますが、我が家は普通の物です。
いってしまえば薄い金属の板なので、夏の時期に「ベコンッ」と音が聞こえることがありました。ええ、ステンレスのシンクに熱湯を流したときのような音をすこーし控えめにした感じの音です。
ということで竣工時にはキレイに見えたガルバリウムの面も、現在結構べこべこしています。これがガルバリウムが敬遠される理由の一つでしょうね。まあ、例によって私は「ま、いいけど」と思っている訳ですが。

これは厚みのある製品や細くカクカクした張り方(名称は分かりませんが)をすれば回避できるでしょうが、そういったものはやはり値もはる訳です。
ガルバリウムを外壁に考えている方はこの辺りを考慮して、後悔しない予算のかけ方をするのが吉、と思われます。
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2 件のコメント:

  1. 詳しくありがとうございます(^o^)
    我が家もガルバにします。
    鎧張りにして、ちょっと立体的になるぶん少し立体的になるかも。
    親世代に不評なブラックです(笑)
    メンテナンスもあまりないと聞きますが、やはり雪国だと気になりますね。

    返信削除
    返信
    1. 鎧張りですか!ググって理解!趣きがあっていいですね〜
      ブラックだとトタンな感じがなくなって一気にかっこ良くなりますよね。
      メンテナンスはどんなもんでしょ?サッシ回りの汚れもブラックなら気にならないかもしれないです。
      サッシの雨仕舞いやラムダの継ぎ目にコーキングが入っているので、ある程度の年数でコーキングの更新は必要ですが、壁自体の汚れはそれ程でもない予感がします。

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