先日紹介した「二重サッシ」も含め防音の為の設計ポイントはいくつかありますが、今回はプラスターボードの2枚張りについて。
プラスターボードの2枚張り
どういう風に張られているのが普通の住宅なのか分かりませんが、我が家の場合は音楽室の内外とそれを取り囲む空間の壁が全てプラスターボード(以下PB)の2枚張りになっています。
ということで、防音室の中から数えると合計6枚のPBが包んでいることになります。
そのうち一枚はタイガーハイパーハードTという高強度石膏ボードが使用されています。これはもともと構造用合板を使用する予定だったのですが、消費税増税前の「超」資材不足にて入手困難だったため高強度ボードに変更されたのでした。コストは高強度ボードの方が高いようですが、施工会社が吸収してくれました。
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防音室の壁にグラスウール・最近の現場
防音室の外周ボードは二枚貼り
プラスターボードの2枚張り
どういう風に張られているのが普通の住宅なのか分かりませんが、我が家の場合は音楽室の内外とそれを取り囲む空間の壁が全てプラスターボード(以下PB)の2枚張りになっています。
ということで、防音室の中から数えると合計6枚のPBが包んでいることになります。
そのうち一枚はタイガーハイパーハードTという高強度石膏ボードが使用されています。これはもともと構造用合板を使用する予定だったのですが、消費税増税前の「超」資材不足にて入手困難だったため高強度ボードに変更されたのでした。コストは高強度ボードの方が高いようですが、施工会社が吸収してくれました。
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防音室の外周ボードは二枚貼り
二枚張りの防音効果は?
ここが気になるところですが、二枚張りのみの防音効果を正確に知ることが出来ません。同じ設計の一枚張りと比べようが無いためです。
我が家の防音設計は、先日の二重サッシに始まり、回廊が取り囲んでいること、今回のPB2枚張り、防音室の壁内吸音構造など、本当に様々な仕様にて総合的に行なわれています。
なので、一つ一つの効果の程が「マイナス○○デシベル」と数値化するのは困難ですが、110デシベル程度の音が外ではほとんど聞こえないことを考えると、トータルで見て効果はあったと考えます。
二枚張りの思わぬメリットとは?
少し前に一年点検の記事を書きましたが、やはり新築して一年のうちの気候変動で木が動き、クロスの浮きが気になるところが何カ所か出てきました。
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一年点検1 クロス、巾木の隙間
でも一緒に見てもらった建築士さんによると、我が家程度のクロスの浮きはかなり少ない方、ということです。
我が家はエントランスからダイニングに掛けて大胆な吹抜けになっていて、その分内壁も広ーい部分が多いです。
吹抜け階段を取り囲む広い壁 |
ダイニング吹抜けの広い壁 |
でもやっぱりデメリットも伴うのがお約束で…
2枚張りはコストも倍!
…やっぱりここですね。資材も人手も時間も単純に2倍です。
でもこれも防音のためのコスト、として納得しています。
我が家の大きさでいくらくらいかかったか、また算出してみようと思います。この間の二重サッシのコストとともに記事に出来たら、と思っています。
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