当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
hixim14アットマークの後gmail.com
までお願いいたします。

2013年7月31日水曜日

4.4畳という個室の狭さについて

将来間仕切りで対応する予定の2Fフリースペースについて少し。

ファーストプラン(→記事)で出てきた案は2F全てがフリースペースで、将来間仕切りで6畳の部屋が3つ出来るようになっていた。
部屋の壁になる予定のところに点線が入っていて、その部分を施工の段階でどのようにしておくかは自由に設定できます、と言われていた。

 →
20畳くらいのフリースペース→丁度6畳の個室が3つになるように分割可。

具体的には
a、壁を作っておく。
b、垂れ壁だけ入れておく。
→将来部屋を区切りたくなった場合に、垂れ壁を元に壁と出入り口を作るだけなので施工が簡単、ある程度安価。
c、何もしない。
→竣工時の開放感はあるけど、部屋を区切る際に床から天井までの大掛かりな施工が必要になる。

上記3つの方法があって、どの部屋をどのようにしておくかはこれからの生活を想像して決めて下さいと言われて、ちょっと考えてみたら、

1、はじめから1つだけは個室を区切っておきたい。
→あまりないことだけど、客間になる部屋が欲しい。
2、子どもが小さいうちは家族全員で寝られるスペースが欲しい。
→大人2人と子供2人、ゆっくり寝るには8畳は必要か。
3、子ども部屋が最大3室+主寝室の合わせて4室まで区切れるようにしたい。
→(万が一)もう一人子どもが出来たら、3人それぞれに個室が必要な時期はほんの2、3年かもしれないけど。

1の条件だけならはじめのプランの将来区切る予定の部屋を、はじめから一つ作っておけば済んだのだけど、そうすると2と3がうまくいかない。
それで条件をクリアするために変更を依頼した。

変更された設計(→記事)は、4.4畳の個室と最大3室まで分割できるフリースペースになっている。
 → 
4.4畳の個室と17畳程度のフリースペース→4.4畳の個室が3つと6.1畳の個室が一つ

この個室の4.4畳という広さ(というより狭さ)について。
子どもの個室は小さくてよい、とずっと思っていて(四畳半や、何なら3畳でも…)そのように建築士さんにも伝えてあったのだけど、4.4畳というのが結構意外だった。
しかし、建築士さんは割とよく採用する大きさとのこと。
長辺×短辺が1.75間×1.25間(3185mm×2275mm)という、一見中途半端な大きさなのだけど、シングルベッドとデスク、小さいワードローブ位ならきちんと配置できるらしい。
ベッドを横に置いたり縦に置いたり、レイアウトもある程度の自由度があるという。(下図参照)

私はこの広さ(狭さ)を見たとき(わー、独房みたい)と思ったけど、建築士さんいわく「修道院の個室」とのこと。なるほど。
でもちょっと考えてみたら、一番ぴったりくるのが大学学生寮の個室、かも。

壁の厚みなどを差し引いて部屋の大きさは正味3130mm×2100mmくらい。
この個室に限らずなんだけど、設計図とにらめっこしていてもなかなか広さの感じってつかみにくい。
現住アパートには30cm×30cmのタイルマットを敷き詰めてあるから、これの○枚×○枚で大体の大きさを想像できて、意外と便利。
今回は10枚×7枚。
赤の四角が4.4畳の個室の大きさ(のはず)
部屋の全体像を撮影するのって難しいんだと気付く。

うーん…子どもの個室としてはどうなのかな?この大きさ。
やっぱりでき上がって見てみないと分からないこともある。



(追記)※完成後の内覧写真を紹介しています↓↓
WEB内覧 4.4畳個室
4.4畳にデスクとベッドとハンガーラックを置く


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4 件のコメント:

  1. 2F 収納スペースがない!!

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    返信
    1. ありがとうございます!
      そうなんです。収納がほとんどないのもある意味特徴なのでした。
      自分達だけで図面を見つめていたので、その特異性を忘れていました。
      一応現行案でも1畳分の押し入れが一番広くなる予定の寝室に一つ、その横に0.25畳分の収納スペースが画像の右側に向かってあります。
      0.25畳スペースにはチャンネルサポートという棚受けの高さをいつでも変更できる収納がつく予定です。
      通常個室のクローゼットにしまいたいような物は1Fのウォークスルー収納におさめる予定ですが、どうなることやら。
      かなりの工夫が必要そうです。

      削除
  2. 我が家も子供部屋は4.5畳です。子供部屋はタイトな空間の方が良いという考え方もあると思います。私も子供の時は4.5畳の部屋をもらっていましたが、自分の物は全部その中に納まっていました。

    収納は、あまり作りつけずに、置き家具を使って使いながらレイアウトなどを工夫するのではいけませんかね?吊戸棚などは、最初からつけておいてもよいと思いますが・・・

    私が個人的に気になるのは、光と風のことです。将来間仕切りをするのであれば、間仕切りを入れても各部に光と風が十分抜けるような配慮が必要と思います。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      4.4畳室の収納に関しては工夫が必要だとは思っていますが、あまり心配していません。
      最近「ミニマムな〇〇」という言葉をよく聞きますし、子どもが本当の意味で個室を必要とする期間は短いと考えているからです。

      光と風に関しては、我が家の計画では確かに犠牲になっている部分です。
      一番細かく区切った場合、各部屋に1つの窓が配置されるようにはなっているのですが、本当に最低限です。
      今から開口部を増やすのは、防音や予算やいろいろな理由で難しいので、間仕切りする際にそこのところをよく考える必要がありそうです。
      ありがとうございました!

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