まずはこちらの考えや疑問について。
・キッチンの食洗機は日本製が良いか、外国製が良いか。
今使っているのは日本製の置き型のもの。新築のキッチンで使うものは大きな鍋も入るものがいい。大きな鍋(カレーとか、大量の煮込み料理を作るときに使う)が入るのは外国製しかないみたいで、でも外国製は高いし、かがんで食器を出し入れしなきゃいけない。
結局は一長一短で、どちらかを選ぶことになる。ちなみに建築士さんの自宅では日本製のものをつかっている。容量は大きいけれど、パズルのように食器を入れなきゃいけないみたい。
食洗機は水と電気を使うので、10年ごとに法定点検が必要なことは初めて知った。部品の保管が切れると修理ではなく買い替えが必要になることも。結局、10年持つものとは思わない方がいいですよ、という建築士さんからのアドバイス。
・コンクリートの床は削れて砂が出るのでは?
靴を脱いで上がる部分のコンクリートはコーティングの塗装をするので、普段の生活で削れて粉にはならないのだそう。塗装には樹脂で固めるものとか、いろいろあるらしい。
・内装壁のペンキについて
先日見学したお宅では、内装の壁をペンキで塗って仕上げていた。クロスを貼っていくよりも継ぎ目がなくて良い仕上がりになっているようだった。クロスよりは汚れに弱いけど、塗り直すことも可能。クロスは水回りとか、汚れやすいところのみに使ってあった。
ペンキの溶剤とか、体に悪影響はないのか?今の法律では、有害物質に規制がかけてあり、クロスを貼る糊よりは安全。数年前は規制がなく、建築現場は大変だったらしい。
むしろ、家具にはこうした規制がないので、気をつけないといけない。
そして。いよいよ基本設計の再提案。前回の打ち合わせでは、2階の間取りをもう少し考えてみます、とのことだった。最初の提案でかなり良かったので、2階がどのようになるのか楽しみにしていた。
結果は、「さらに良くなった!」。
最初のプランでは、2階はフリールームとして将来6畳間が3つに仕切れるようになっていた。しばらくはセカンドリビングと家族で寝るスペースというふうにエリアで分けて使い、2人の子どもが大きくなったときに子供部屋×2と夫婦の寝室に分けるプラン。
前回の打ち合わせでは、
①フリールームの形状が中途半端(吹き抜けとの位置関係)で、セカンドリビングとして使いづらそう
②6畳間は子ども部屋としては大きく、夫婦の寝室としては少し狭い(しばらくは子どもたちと一緒に寝るのでなおさら)。
③布団を干せる場所がほしい(コスト削減と防音対策のため、バルコニーもベランダもないプラン)。
④予備室的なスペースがあればもっと良い。
⑤3人目ができたらどうしよう?(子どもたちに個室を3つ作ると、寝室が無くなる。1階のプライベートなスペースはキッチンとクロークのみ)
などの要望(こうして見ると、単なるわがまま?)を出していたのが、
新たな提案は
①吹き抜けの位置を変えて、床面積を少し増やす。
②まずは4.4畳の小さめの部屋を1つ作り、あとはフリールーム。
③フリールームは当面カーテンで2つのエリアに分ける。
④間仕切ると、最大で4.4畳の個室が3つと、6畳強の寝室に分けられる。
というもの。
吹き抜けの位置が変わるものの、デザイン的なコンセプトは変えず、4部屋に間仕切ることが可能になった。吹き抜けの位置を変えたことで日当りを確保したスペースに布団も干せる。
新築時2F 左:旧案 右:新案 |
個室増設時2F 左:旧案 右:新案 |
4.4畳というスペースはベッドと机を置くことができるミニマムなスペース。子供部屋は狭くて良いと思っているので、これで充分。3人目はどうなるか分からないし、個室が必要かどうかも状況次第。それでもどんな状況にも対応できて、最初の1部屋は予備室的に使える。フリールームは形状が変わって使いやすくなった。子どもが小さいうちは寝室エリアとセカンドリビングエリアで分けよう。スペースの使い方に想像が膨らむ。
結果的に2階中央付近にできた小さな凹みスペースを棚にするというおまけまでついた。
アクセスしやすい場所に子どもの本やおもちゃを置きたいと考えていたので、これでクリア。
基本設計はこれでOK。あとは実施設計に移ることになった。
素人がいくら図面や模型を眺めても全く想像できなかった解決策が、きちんと提示されてしかも前より良くなっている。素晴らしい。
次回は来月。今度は設備とか、インテリアとかの打ち合わせ。
目星を付けた設備のショールームに足を運ぶ必要がある。
目的は食洗機やトイレ。外国製のショールームは富山にはあまりないので金沢までいく予定。
具体的になってきた!
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