見積もりを依頼していた施工会社から詳細の見積もりが上がってきた。
見積書はA4用紙で60枚、すごい量だ。
早速、見積もり合計をみる。
計2720万円くらい。
見積もり依頼の前に建築士さんが出した概算見積もりは2700万円に届かないくらいだったから、ちょっとアップした程度。
とはいってもこの設計事務所では、施工会社の詳細見積もりが概算見積もり以下に収まることの方が多いらしいから、やはり今回は異常事態といえるかもしれない。
価格上昇の一番の原因は基礎などに使用するコンクリートのコストアップ。
これは本当にどうしようもない。
他の部材はおおよそ住宅需要急増前の価格と変わらないとのことで、かなり良心的といえる見積もりになっている。
それでも施工会社から最初に出てきた見積もりは2900万円くらいだったらしい。
それを建築士さんが吟味し、間違いは訂正し、グレードが未指定で高い部材になっていた項目を調整し、ある程度値引きのお願いもして現在の価格に押さえたらしい。
建築士さんの手元には訂正箇所に何十枚も付箋を貼った第一バージョンと第二バージョンの見積書があった。
ありがたい、ありがたい。
依頼設計事務所では「一式見積もり」を原則禁止している。
基礎工事一つとっても「砕石杭打設地業」「根切」にはじまり「ベース型枠」「布基礎型枠」、「アンカーボルト打ち込み手間」など40程度の項目にわたって、単価と数量を図面から正確に算出している。
本当に骨の折れる作業だと思う。
見積もりを作成する方も、それをチェックする方も。
そりゃ施工会社に見積もりを打診しても「見積もりする暇もない」と断られるはずだなー、と妙に納得。
項目一つ一つに正確に価格がついているので、例えば「このエアコン一台をやめます」といえば、その分見積額が下がる、ということになる。
これから少しでも予算を押さえようとする私たちにはありがたい。
今回はこの詳細見積もりを持ち帰り、私たちの方で変更点や削減部分がないか吟味する。
そして、確認申請に影響がある範囲での変更がない、と確認できた時点で請負契約、着工、となる。
一番の懸案事項であった工期について。
なんとか施工会社が調整できる工期が、2013年10月着工、2014年1月竣工2月引き渡し、とのこと。
よくて来年春頃、最悪その後まで〜を覚悟していたので、これには胸をなでおろした。
予算も工期もなんとか先が見えてきたところで、私と夫は顔がにやけてしょうがなかった。
これから見積もりを目を皿のようにして減額できる部分がないかチェックしないといけないし、ローンの本申し込みも行わないといけない。
やること盛りだくさんで浮き足立ってばかりもいられないのだけど。
いよいよ、いよいよだ。
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