当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
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までお願いいたします。

2013年6月10日月曜日

防音室の仕様・防音のために採用すること2

防音室の仕様・防音のために採用することの続き。

ひょんなことから現在依頼している建築設計事務所を知って、電話をかけると
「面談、相談は無料です」とのことなので一度事務所に伺うアポイントをとった。
それが昨年2012年の4月の終わり頃。
事務所に行って、ひとしきりこれまでの建築事例などを聞いたり、こちらの大体の予算や希望を話したり。
この予算で防音室希望、ということを聞いた建築士さんは「工夫が必要ですが可能です」と言ってくれた。
この設計事務所でははじめのプランを出すまでに相当の時間をかけるとのことだった。
その間にじっくり生活の仕方や希望の生活についてヒアリングして、十二分に練った状態でファーストプランが出される。ここで1年以上かける人もいたらしい。
我が家はと言うと、はじめの面談の後、6月頃に設計監理契約、それから約7ヶ月後の今年2013年2月になってはじめてのプランが出された。
十二分に時間をかけただけあって、ファーストプランはほぼ納得のいく内容だった。

話を防音室に戻す。
ファーストプランでの防音室はどうなっていたかというと、(現在進行中の計画の通り)リビング兼防音室という、はじめに私たちが考えていた防音室とはかけ離れた設計だった。→ファーストプラン時記事
それまでのヒアリングややり取りを経て、大体はこうなるんだろうなーと予想はついていたんだけど、以前にビルダーにプランを出してもらったときの防音室と比べるとまさに雲泥の差。
建築士さんいわく、防音室、という小さな個室を作ってしまうと楽器を演奏するときに家族から分断されてしまうし、楽器を演奏するときだけの用途の空間が出来てしまう。
常にゆるーく家族がつながれる、という希望を出していた我が家には、それよりも楽器を演奏したり、団らんしたり多目的に使える部屋が必要だと判断し、この形になった、とのこと。
この形にしたことでの不安材料ももちろんある。
ダイニングからのつながりをいかすために、通常の防音室のような防音ドアを採用できないこと。
防音設備と言えば、あの厚くて重たいドアが時には2重に施されているのをイメージする私たちにとって、こんなに開口部が大きくて防音性能は大丈夫なのか?と、そこが一番の疑問点だった。
でもそこはきちんと、防音室の一室だけで完結の防音性能ではなく、エントランス〜収納〜キッチン〜ダイニングでぐるりと取り囲み家全体で防音する、という考えになっている。

その他の仕様は、
10畳弱くらいの個室(→防音室の大きさについて 記事
壁は防音壁(詳細な仕様は後の設計で詰めていく、普通の壁よりもちろん厚い)
キッチン側壁にFIX窓(キッチン作業中にリビングの様子が覗けるように)
ダイニング側に、一間分程度2重サッシ掃き出し窓状の出入り口

↓2重サッシで使用予定なのはリクシル(トステム?)のインプラス
これの掃き出し窓用のものを防音室⇔ダイニングのドアとして利用。
さらに1階の窓も全てこれを採用。
予算があれば2階も…の予定だったけど、恐らく予算が足りないので内窓をつけやすいような形状に設計しておく。
インプラスは、通常リフォームなんかで普通のサッシの内側に追加でつけたりするものなので、後から追加する分には全く問題ないらしい。
そして念のため、というかさらに、家全体に対する窓の量はかなり少なくしてある。
明るい家、って大抵の人が求めるところだろうけど、我が家では防音性能のためにあきらめざるを得ない。

あと実施設計の段階になって建築士さんから提案されたのが、露出のスイッチやコンセント。
画像検索したらこちらのサイトがイメージだった。
広島発・電気屋さんのブログです。
広島発・電気屋さんのブログです。より
電気などの配線を入れる配管というのは通常壁の中を通すもの。
しかしそうするとその配管とコンセントやスイッチBOXの分、断熱材が欠けてしまうので、防音性能上の不安要素になってしまう。
配線やBOXを露出にすることでその不安要素をつぶしておこうという提案。
これは、なるべく掃除しやすい形を求めている私にとっては逆行する形。
なんならテレビやオーディオの配線も出来れば隠蔽配管にしたかったくらいだけど、防音性能のためならあきらめましょう。(オーディオ等も隠蔽配管にするとレイアウト変更に対応できなくなる、という理由もあるし)

防音のためにやっていることが断熱性能をもあげることになっているので、そこに関してはやけに高断熱の家が出来る(はず)。

そして最終的な防音性能は(通常は−〇〇dbとかで表記される)、全く未知でちょっとギャンブル的であることは否めない。

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