holly tunes: 残念ポイント付追い炊き機能をなくした話

我が家のお風呂には追い炊き機能がありません。

最近どなたかのブログで「排水口のフタを来客時以外使わない」と
いうのを見て、私も実践しています。
こまめに掃除するのが面倒じゃなくなって良い感じです。

追い炊き機能を付けなかった理由

理由は二つあります。

理由１

風呂釜？というのでしょうか、お湯が循環する部分をなくしたかったからです。

フィルターや釜そのものの掃除もやりたくないことの一つですし、専用の洗剤を使って洗浄したとしても、本当の意味できれいになっているかどうか分からないことが心配でした。

理由２

浴室内は出来るだけシンプルにしたかったこと。

追い炊き機能をなくせば浴室内のリモコンをなくせると勝手に思っていたのですが、これは上手くいきませんでした。

勝手にリモコンが無くなると思ったまま出来てみたら、普通に浴室内にリモコンがついてしまっていました。追い炊き機能がなくても、給湯量や揺らぎ？シャワー機能の制御のためにリモコンがつくのですね…盲点でした。

浴室にも色々ありますが、追い炊き機能や浴室乾燥機能は浴室の機能というよりも、給湯器の機能、ということになるんですね。

我が家の給湯器は追い炊き機能はないですが、お風呂の給湯量を調節する機能（決まった量になると給湯がストップする）や使っていないけど揺らぎシャワー機能、離れた位置にある湯本の方のリモコンにブザーをならせる呼び出し機能がついたものでした。

設計の頃はリモコンを付けたくない、という考えで追い炊きなしで、といっていたので、当然これらの機能も不必要と思っていたのですが、あればあったで便利な機能です。

当初のリモコンをなくしたい、という希望は叶えられなかったのですが。
リモコンをあえて浴室の外に設置する、という手もありますが、どちらにしろ時すでにおそしでした。

追い炊き機能がないメリットデメリット

メリット/掃除が楽

フィルターとか釜のフタとかの凹凸の掃除をしなくて良いことは、やっぱり良いです。

風呂釜用の洗剤の使い時を気にする必要がないのもストレスフリーです。

余談だけど…

ただ、これも事前のリサーチ不足が原因なのですが、オーバーフローが勝手に付けられてしまいました。ここには凹凸が出来てしまって残念です…オーバーフローは浴槽からのお湯溢れを防ぐために、普通は開けるもののようですが、事前に開けるか開けないかの検討はしたかったです（現場作業になるので開けない、という選択もやろうと思えば出来る）。オーバーフローがあると、お湯をスレスレまでためられないので我が家のような浴室では冬、寒いことがあります。

浴槽の栓の鎖の根元がオーバーフロー金具
ここ以上にお湯がたまらないようになっています

また、我が家は色々な理由から置型バスですが、まあ、浴槽の下の掃除が気になりますよね。これもリサーチ不足ですが、やろうと思えば結構簡単に動かせるものと思って掃除のことも楽観視していたのですが、動かすのは大人二人掛かりになるようです。

デメリット/水栓金具がスマートじゃない
追い炊き機能がないと、浴槽への給湯も水洗金具からになります。
設計の初めでは、水洗金具を振り分けにして浴槽と洗い場・シャワーを兼ねるようになっていましたが、給湯中にシャワーが使えないのが嫌でそれぞれ別に付けてもらいました。
これが、出来てみるとまあ、見た目がイマイチかも？と思っている部分です。
しかも給湯器が脆弱だからか、シャワーを出すと浴槽の方の給湯が弱くなってしまうのであまり同時にお湯を出すことはないので、多少の不便を我慢してでも振り分けの方が良かったかもしれません。
水洗金具の掃除も倍ですから…せっかく風呂釜の掃除をしなくてよいのに、ちょっと残念ポイントです。

なんだかスマートじゃない…

ハイクラスな浴室は水洗金具もスマートで美しいですよね…我が家はそこまでこだわれませんでした。

…とまあ、こんなかんじです。
浴室に関しては事前のリサーチ不足がたたり「こんなはずじゃなかった…」という部分が多めなんですが、追い炊き機能を付けなかったことは良かったと思っています。
精神衛生上の話になりますが、いくら専用の洗剤できれいにしたと思っても、目に見えないブラックボックス部分がないのはいいことです。