2015年7月29日水曜日

危険?マグネットナイフバーのアレコレ

IKEA GRUNDTALシリーズのマグネットナイフバーを設置して、便利に使っていることはこれまで記事にしてきました。
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1年以上使ってきて、便利なものだな、という印象は変わっていません。
本エントリーではIKEA GRUNDTALシリーズのマグネットナイフバーのアレこれをもうちょっと突っ込んだところまで記します。
(商品名はマグネットナイフラック、というのがIKEAでもその他メーカーでも一般的なようですが、当ブログでは形状が伝わりやすいようにマグネットナイフバー、と表記します)

マグネットバーの便利なところ
・ナイフ以外もくっ付けられる!
これ、一番重要かも。私はキッチンばさみをくっ付けられることが一番便利な点だと思っていますが、アイデア次第で香辛料を入れた小物入れなんかも付けられるので、使い方はいろいろです。
またキッチンでの使用に限らず、家の中の様々な場所でのディスプレイにも利用できるのですね。

・調理中もちょっとつけておけて作業台が散らからない
使用中のナイフやハサミをちょっと付けておくと、作業台が散らからないので便利です。
もちろん使用中のナイフ類は汚れが付いていますので、気にならない人限定の使い方ですが。
私は水分・油分の汚れが付いている時は避けますが、乾燥しているものをカットした時はなるべくバーが汚れないようにくっ付けたりしちゃいます、もちろん多少汚れますが、後でサッと拭く程度です。

危険度について
まず大人である自分たちが使う分には、危険だと思ったことはありません。
限られた幅に過剰気味にナイフをつけておくと、確かに危険度は上がります。
しかし、適切に使えば他の一般的なナイフラックと変わらず使えると思います。

危険度を気にするのは、小さな子どもがいらっしゃる家庭が多いでしょう。
しかしナイフ類を興味本意で取り出してしまうくらいの年齢のお子さんに関しては、むしろ安全度が高いと思います。
その理由がマグネットバーの位置。
一般的な収納場所であるキッチンの引き出しなどに入っているのに比べれば、ナイフバーはワークトップの奥、大人でも少し手を伸ばすような位置に設置されるので、そもそも子どもの手の届く部分ではありません。
身長158cmの私は容易にバーに手が届きます
実際、我が家の子ども達は現在7歳5歳ですが、入居からこれまでに収納してある(くっつけてある)ナイフに勝手に手を触れたことはありません。

身長115cm(踏み台なし)
身長123cm(踏み台なし)
ただ、お手伝いしたがるのもこの年代の子ども達。
踏み台に立たせて包丁で食材を切らせることもありますが、ナイフバーからの取り外しはさせたことがありません。やはり付け外しする時が一番危険ですので。
取り出す力の加減とか、目的のナイフ以外にも注意を払うとか、その辺のことがもっと大きくならないと無理だと感じます。

IKEAと他の市販品の違い
設計の初回提案時には、一応キッチンツールのメーカー品が見積もられていたのですが、価格差は一桁位ありました。
見積もられていた一万円以上の価格帯のものを実際に見たことがないので、はっきりとはいえませんが、このIKEAのマグネットバーに関しては、安価ですがしっかりした製品だと思います。ちなみにGRUNDTALシリーズのマグネットナイフバーは、私が購入した時と変わらず1,500円程度です。

違いがあるとすれば、メーカー品ではサイズ展開が豊富でサイズオーダーできるものもあるので、自分の思うままの長さのものを取付けできるが、IKEAのものは決まったサイズしかないので、それが設計に合致する必要があることです。

素材がステンレスのGRUNDTALシリーズのマグネットナイフバーは長さ40cm。
スチールやアルミニウムに樹脂?の塗装が施されたFINTORPシリーズ マグネットナイフラックは長さ38cmで1,300円程度です。
素材も異なれば長さも微妙に違うので、採用される場合は慎重な検討が必要です。
以前はもっと短いものもあった気がするのですが、現在IKEAのサイトでは見付けられませんでした。

ナイフの磁化
そうそう、考えたら当たり前なのですが、磁石に金属をくっ付けているのでナイフそのものも磁化されるのですね。
この間たまたま近くに転がっていたビスが包丁にくっ付いたので、軽い磁石状態になっているのは確かなようです。
極弱い磁力ですが
これ、何か不都合ありますかね?私は思いつかないので、磁化されても問題ないと考えていますが「どうしても包丁の磁化が嫌!」という方は、採用を見送った方が良いと思います。

ナイフの収納時の向き
右利きの私が使用する我が家ののナイフの付け方は上の写真の通り「柄を下に、刃を左向きに」ですが、ネットで時々柄の部分を上に付けている画像を見かけることがあります。

キッチンパーツ・住宅建材販売サイトのekrea Partsマグネットナイフラックの画像を見ると、私の使い方で合っているようですが、これも使う人次第なんですかね。
IKEAのも、サイトのキッチン画像ギャラリーを見ると「柄が下」で使っているようです。
私は「柄が下」の方がサッと取り出せると思います。

もし「柄を上」にして使いたい場合は、バーの取付け高さを多少低くしないといけないと思いますので、検討される方はナイフの付け外しをよくよくシミュレーションしてから、高さを決めるのが良いと思います。
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2 件のコメント:

  1. こんばんは★
    うちも造作キッチンで、カウンター下はオープンで何もないです。包丁入れも当然ないです。まだどういう収納にするかまーったく考えてないのですが、holicさんおススメのこのバーは、頭の片隅にメモっておきます!

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます〜!
      マグネットバーはここ最近でとってもメジャーになってきた感じがします。
      あとオープンの場合の収納方法といえば、プロユースっぽい木製の卓上ラックなんかも思いつきますね。

      削除