実施設計が完了して施工会社に見積もり依頼を出す、と言う段階。
実施設計の終わりが見えてきた頃から、設計事務所でこれまで施工を依頼したことのある何社かに「こんな案件ありますけどどうですか〜」と打診の打診をしてきたけれど、結果は芳しくなかった。
それが前回打合せの話。
今回打合せまでに声をかける範囲を増やして7社に打診してみたけれど、どこも「今は手一杯」ということで、見積もりにさえ応じてくれない状態。
理由は色々あるけれど、
1)消費税増税前の駆け込み需要
2)アベノミクスによる公共事業の急増
が主な理由で特に公共事業の急増がすごくすごくすごいらしい。
どこも現場監督が足りない、職人も取り合い状態とのこと。
建築士さんもある程度の予想はしていたものの、設計事務所をはじめて以来こんなことはなかったと面食らっている。
そんななか、こちらの条件(2013年8月着工、2013年内竣工)を緩めれば見積もりに応じます、というところが一社あり。
具体的には2013年9月に着工、2014年3月までの竣工という条件。
来週中に詳細図面と資料を渡して見積もりを依頼する、とのこと。
見積もりを一社にしか依頼できない、ということで設計事務所に依頼することの大きなメリット、「同じ施工条件にて相見積もりをとる」ことができなくて非常に残念。
もちろん、手当り次第、見境なく様々な施工会社に声をかければ、むりやり相見積もりに持ち込めたかもしれない。
しかしこれまで取引もなく、どんな施工をしているか分からない会社に声をかけて、満足のいくものが出来なければ意味がないので、ここはいったんあきらめる。
今回見積もりを依頼した一社は「現場監督がすごく良く、しっかり仕事している会社」だということ。
ここに期待をかけて今は待つのみ。けっこうもどかしい。
もし、予算を大幅に越える見積もりが出てくれば他の手を考えないといけない。
大方の工事会社が落ち着く予定である、という2014年春頃まで待つか、でもその頃も今の状態より落ち着いているかどうかは誰にも分からないし。
これは現在についてもいえることだけど、資材不足、コスト急増のリスクもある。
「断熱材がずーっと入ってこない、なんてこともあり得ます」と建築士さんにおどされてビビる私たち。
景気が良くなるのは望むところなんだけど、消費税増税に公共事業の増加で急激に盛り上がっているのは建築業界だけなんだよなー。
大抵の業界は景気が良くなってきた、といってもまだ実感がない状態。
建築業も今は需要急増で良いかもしれないけど、その反動が必ずあるだろう。
過去の消費税増税のたびに繰り返されたこの状況、もっとなんとかならなかったのかなー。
とにもかくにも、今は見積もりが出てくるのを待つのみ。
アパートのベランダにプランターで育てた ミニキャロット |
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