当ブログ holly tunes について

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富山の設計事務所に依頼して2014年3月、防音室のある戸建て住宅を竣工しました。

2012年7月 設計監理契約
2013年10月 着工
2014年3月 竣工

新築計画のはじめから竣工、内覧写真やその後の生活を記録中。
内覧写真をご覧になりたい方は下のボタンで絞り込みするか、WEB内覧 まとめの記事をご参照ください。

内容は過去、現在のものについても随時加筆・修正します。
法令や制度に関しては、あくまでもその時点でのこととして記録しています。
参考になさる場合にはご自身でも再度確認をおすすめします。

個人的にご連絡をくださる場合には
hixim14アットマークの後gmail.com
までお願いいたします。

2014年9月20日土曜日

我が家が支払った設計監理料は高いか安いか

もう大部分が枯れてきたグリーンカーテン
アサガオの部分は処分するべく根元を切った翌日の写真
やっぱりハンターダグラスに落ちる影が美しいと自画自賛…
建築設計事務所を家づくりのパートナーとするなら必ず支払う設計監理料について。

「設計事務所に依頼して家を建てる」というと、よく聞かれるのが「でも設計料、お高いんでしょう?」ということみたいだけど、私はそんな事ないと思う。

設計料ってどこに依頼しても、大小の違いはあれ実費としては発生しているはずだし、ハウスメーカー等の明細をよく見ると項目として計上されている事もあるように聞く。

そして実際設計事務所に依頼する場合に支払っているのは設計監理料、という人がほとんどだと思う。中には本当に設計のみ依頼して工事監理は別、という事もあるらしいけど。
設計監理料は設計だけではなく、その後の建築中の監理も契約内容に含まれる、ということで、それが設計事務所に依頼する大きなメリットである。
我が家も「必要十分の設計とプロの目線からの工事監理」を求めて設計事務所に依頼したといってもいい。
工事監理、という項目での我が家の依頼建築士さんとの契約内容は、週1回の工事中の現場の監理だった。
けど工事が終わった後に貰った工事監理報告書を見ると、週2回以上、月によっては週3回っていう事もあったくらい頻繁に現場に来てくれていたみたい。(建築ラッシュのさなかあえて抱える案件数をおさえていたらしい、という事が大きいと思いますが)
設計監理報告書
監理内容と日付が5ページにわたって記録されている


工事監理も契約内容に含まれるということのメリット
・すごーく簡単にいってしまうと「手抜き工事」が出来ない事
・指示系統が明確である事
であると思う、他にもあるとは思うけど。

手抜き工事については(本来あってはならない事だけど)施工者と指示する人が同じ会社に属していると起こりうると思っている。
そこに利害関係のない建築士に入ってもらうことで手抜き工事がなくなる(かもしれない)。※あくまで私の考えです
もちろんその場合はしっかり指示できる人でないといけないので、建築士といえども様々な施工法の知識が必要になってくる。

それから指示系統。これは大きい。
現場に行って「ここはこれでいいのかな〜?」とか「ちょっと設計と違うような気がする〜」という場合、建築士さんに言えばすぐに正確で専門的な指示が現場に届いていた。
もし建築士さんがいなかったら疑問をもったまま工事を終えてしまったかもしれない。
現場の施工者に言えたとしても、何か分からないような説明をされてそのままにしまうかもしれない(この辺はあくまで悪い方の可能性としてですが)。
なのでそれが結果的に正当な施工であったとしても疑問があれば、正確な返答が返ってくるというのは大きなメリットかなーと。

工事監理費の内訳
…という訳で我が家の家づくりが終わっての結果論にはなるけど、設計監理料は高くない、というのが答え。
でも、そもそも契約した設計監理費がだいぶ安く設定してくれた、という事もある。
上述のように我が家の依頼建築士は、非常に頻繁に現場に来てくれていたし、建築ラッシュのさなか材料の変更などさまざまなアクシデントに対応してもらった。
そこから考えるとかなーりお得な契約だったと思う設計監理費は計231万円でした。

その内訳は設計料が約150万円、工事監理費が約50万円、その他諸経費が20万円、となっている事が上の見積書から分かる。

計231万円。
我が家の建物価格はおよそ2,800万円だったので、建物価格の10%というのが一つの目安となる設計監理費と考えると、安めだったのだと思う。

最近はどこの設計事務所でもWEBサイトを持っていて、設計監理料について詳しく書かれているところも多いけど「建物価格の9〜12%」とか「最低○○万円から」とか、分かるような分からないような説明が書かれている事が多かった。
そういう事を調べるのは、家づくりを考えはじめたばかりとかそういうタイミングが多いと思うのでなおさら分かりづらいのだろうと思う。
設計事務所によっては、明確に「建物価格の○○%」という設定で、最終的な建物価格が当初より増加していればそれに伴って設計料も増額、というところもあるらしい。
それも一応理にかなっているといえば理にかなっているのかも。

建築規模が大きくても小さくても最低限かかる費用、という部分があるので、建物価格が低ければ割高になる傾向はあるらしい。
我が家が依頼した設計事務所では、契約までにかなり大まかな規模や工法についてのイメージが出来るまでヒアリングして、それをもとに必要な設計監理業務の見積もりを細かく出し、それに納得できたら契約、という流れだった。
それで当然、契約後の打合せで大きく設計内容が変わってくれば(工法や希望の変更による工期の見積もり直しなど)設計監理費についても見積もり直しが必要になるという事だった。契約までの建築士さんの様子を見ていて、そんな必要はないだろう、という安心感はあった訳だけど。

だらだら書いたら何が主旨なのか分からなくなってしまったけど、つまりつまりは
設計監理料がかかってもそれ以上のメリットを受けられる
ということ。
おそらくこの設計事務所に依頼しなくても建物価格+設計監理料くらい出せば防音室付住宅が建てられたかもしれない。
しかししかし、家のどこをとっても自分たちに必要十分でお気に入り、ってこんな家は出来なかっただろうと思っている。


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