建築士さんとの打ち合わせでは、毎回着実に設計が進められていることを実感できるので、週末が待ち遠しい。子どもたちも事務所に行くのは楽しみにしているみたい。事務所の2階スペースで遊べるから。「今日は○○さん(建築士さんの名前)のところに行くよー」と呼びかけると、ぱあっと顔が明るくなる。
とはいえ、前回の打ち合わせ後に、こんなメールが来ていたし、少しだけ不安を感じていたことも事実。希望通りの家が設計できても、予算というものもある。
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建「さて・・・積算をしていくと・・・このくらいの金額に・・・・」
私「えぇー!(目の玉が飛び出る)」
建「実は、消費税増税前の駆け込み需要で、建材の価格は上がるわ現場は人手不足だわで、さらに今回の物件では防音設備にメチャクチャコストがかかっているので」
私「・・・・・」
建「あとは・・・防音を・・・あきらめてもらうしか・・・」
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などと、あり得ない妄想すら頭の片隅にあったわけで。
そして打ち合わせ。建築士さんの話では図面は95%完成したとのこと。あとは若干の加筆・修正を行って完成させるだけ。
今日の打ち合わせでは、そのほぼ完成した図面をもとに、
・メールでやりとりしていた電気設備関係(ケーブル、コンセント、照明関係など)の確認
・内装の床、壁の仕様について。
・外構について
など、ほぼ最終確認のような内容。
それぞれのトピックの覚書は別稿で。
それにしても、渡された設計図には平面図だけではなく、矩計図(かなばかりず、と読むらしい。断面で見たときの図)もあり、部分的な設計図もありで、仕様のまとめなどを含めて25枚。これらすべてを書き起こすのは大変だろう。私たちのような施主から見れば部屋の大きさとか動線だとかばかりを見てしまうけれど、壁の中とか、屋根裏とか、電気や給排水など目に触れないところまでしっかりと図面に起こしてあるのを見ると、解らないなりになんとなく安心。そして家をきちんと建てるというのはすごいことなんだと改めて実感。
そして、一通りの確認を終えて出てきたのが、概算見積もり。
「この見積もりは、設備の積算やこれまでの経験の中から『これだけあればできるだろう』という大まかな目安です」
と言って出てきた金額が
2700万円弱(消費税込み)。
「坪単価で言うと、法律上の延べ床面積(吹き抜け部分などを含まない)で計算すると66.7万円、吹き抜けなど実質的な建築空間を入れて計算するとと59.7万円です。決して坪単価が安い家ではないです」
「コストがかかっているのは窓のサッシなど。性能がそれなりに高い窓を基本2重にしているので、その分高くなっています。」
当然この見積もりには、施主支給以外のエアコン×2台、カーテン、キッチン、バスタブ、トイレ×2、照明器具、造作家具、仮設工事、地盤改良工事、外構工事などなど、図面に反映されているものはすべて含まれている。
最初の印象は、「これならいけるかも?」。
建築士さんには当初から予算を2500万円と言ってきた。
今まで長い時間をかけて打ち合わせてきて、建築士さんも予算を前提に一つひとつ必要と不要を取捨してきたわけだから(だからこの金額で収まっていると言える)、できるだけこのままでいきたい。
そして、金融機関から借りられるお金、月々返済できるお金を考えると、2600万円くらいなら予算をかけられるという認識を夫婦で持っている。
でもまあ、とりあえず一旦持ち帰って、検討することに。
設計図はあと1週間で完成し、概算見積もりも見えた。
これで住宅地で楽器の演奏できる、防音室のある家ができる。
心配は杞憂に終わって、よかったよかった。
・・・・
建築士さんが何か言いたそうにこちらを見ている。
なんだか言いにくそうだ。
ああ、やっぱり、そんなにすんなりとはいかないみたい。
でも長くなったので、続きはまた別の稿で。
2013.6.24 追記
続きの記事絵に描いた家を更新
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など、ほぼ最終確認のような内容。
それぞれのトピックの覚書は別稿で。
それにしても、渡された設計図には平面図だけではなく、矩計図(かなばかりず、と読むらしい。断面で見たときの図)もあり、部分的な設計図もありで、仕様のまとめなどを含めて25枚。これらすべてを書き起こすのは大変だろう。私たちのような施主から見れば部屋の大きさとか動線だとかばかりを見てしまうけれど、壁の中とか、屋根裏とか、電気や給排水など目に触れないところまでしっかりと図面に起こしてあるのを見ると、解らないなりになんとなく安心。そして家をきちんと建てるというのはすごいことなんだと改めて実感。
そして、一通りの確認を終えて出てきたのが、概算見積もり。
「この見積もりは、設備の積算やこれまでの経験の中から『これだけあればできるだろう』という大まかな目安です」
と言って出てきた金額が
2700万円弱(消費税込み)。
「坪単価で言うと、法律上の延べ床面積(吹き抜け部分などを含まない)で計算すると66.7万円、吹き抜けなど実質的な建築空間を入れて計算するとと59.7万円です。決して坪単価が安い家ではないです」
「コストがかかっているのは窓のサッシなど。性能がそれなりに高い窓を基本2重にしているので、その分高くなっています。」
当然この見積もりには、施主支給以外のエアコン×2台、カーテン、キッチン、バスタブ、トイレ×2、照明器具、造作家具、仮設工事、地盤改良工事、外構工事などなど、図面に反映されているものはすべて含まれている。
最初の印象は、「これならいけるかも?」。
建築士さんには当初から予算を2500万円と言ってきた。
今まで長い時間をかけて打ち合わせてきて、建築士さんも予算を前提に一つひとつ必要と不要を取捨してきたわけだから(だからこの金額で収まっていると言える)、できるだけこのままでいきたい。
そして、金融機関から借りられるお金、月々返済できるお金を考えると、2600万円くらいなら予算をかけられるという認識を夫婦で持っている。
でもまあ、とりあえず一旦持ち帰って、検討することに。
設計図はあと1週間で完成し、概算見積もりも見えた。
これで住宅地で楽器の演奏できる、防音室のある家ができる。
心配は杞憂に終わって、よかったよかった。
・・・・
建築士さんが何か言いたそうにこちらを見ている。
なんだか言いにくそうだ。
ああ、やっぱり、そんなにすんなりとはいかないみたい。
でも長くなったので、続きはまた別の稿で。
今回打合せでもらった実施設計図面 A3で25枚 最終的には倍の大きさで作成するとのこと もうちょっと数も増える すごいね! |
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