2015年4月13日月曜日

コンクリート床の全面補修が行なわれました

市内の川沿いの今年の桜
天候が悪い日が多くなかなかゆっくり見られません

建築中の現場日記以来の施工記録記事。

一階の大部分を占めるコンクリート床に全面補修がはいりました。
関連記事
新居・ここが良かった悪かった速報
生活空間がコンクリート床であることの良し悪し
コンクリート床最大のデメリット

全面補修が入る事になった経緯については、色々ありすぎてちょっと記事にしづらいのだけど、まあ書ける事から少しずつ書いていこうかと思っています。

補修を行なったおおまかな理由としては、何らかの理由でコンクリート床の表面強度が想定レベルに及ばず、入居から一年の間コンクリートから「粉」が出続けた事です。粉塵が出る事について入居当初は「これでいいのかな?」と何度も思い、建築士さんや現場監督さんにも随時確認していたのですが「通常レベルの範囲内」としてここまで来てしまいました。
主に困っていたのは「粉塵」と「水・汚れの染込み」でした。この二つについては設計中にコンクリート床に決定したときにももちろん気になった事でもあり、こちらから建築士さんに確認し「表面強化塗料を使用するので大丈夫です」といわれた経緯があります。

ので、この記事を読むとコンクリート床について不安になるかと思いますが、コンクリート用の塗料が適切に施工されていれば問題ないと思います。私たちもコンクリート床の見た目が好きだし機能性にも満足しているので、採用を検討するかたは施工法や塗料の選択について設計者や施工会社とよくよくご相談下さい。

話は戻って、こちらとしても一年経ってまだ粉塵が出続ける状態に疑問を感じ、強めに申し出たところ、建築士さんも「これは何らかの問題がある状態」として認め、全面補修の適応となりました。
しかし補修が入った今でも、現場監督さんの見解としては通常の範囲内、と思っているのではないかと思っています。それくらい微妙な状態なのかもしれません。

補修は
1)表面の凹凸が気になる部分をモルタル補修
2)表面を緻密にし強度を上げる塗料を再塗布
という手順で行なわれます。

初めは凹凸の気になる部分のみの補修、という話もあったのですが、施工に使うのはコンクリートよりも骨材の配合割合が少ないモルタルで、初めに施工された床との境目が目立ってしまうため、見切りをどこでとるかが難しく、結局一階のほぼ全面モルタル塗り、となりました。ここでも建築士さんと現場監督の見解が少し異なり、監督としてはこの補修方法に思うところはある様子でしたが。

で、モルタルを塗るとなると、床のものを全て移動しないといけないし施工後最低一日は家に入れないしでとーっても大変なのですが(これも監督が施工を渋った理由だと思う)、私たちとしてはこれまでの不便がこれで解消される(かも?)ということで、苦労に見合うだけの収穫はあると思っています。

今週末はまず、モルタル補修が入りました。
施工前

施工後

ゆっくりと乾燥させて来週末あたりに表面強化塗料の再塗布(二回塗布)が入る予定です。

おかげでリビングは大変な状態ですが、気になっていた混沌状態のウォークスルークロークの整理整頓の良い機会と思い、しばらく我慢します。
荷物いっぱい状態リビング

塗料の詳細やこの問題のアレコレについては思いついた時に記事にする予定。


にほんブログ村 トラコミュ 住まいのトラブル・メンテナンスへ
住まいのトラブル・メンテナンス
クリックお願いいたします↓
各カテゴリーのランキングにリンクしています
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へにほんブログ村 インテリアブログ 素敵なインテリアへ
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 建築設計事務所(施主)へ“人気ブログランキングへ”

下記ボタンからfeedlyでholly tunesをfollowできます
follow us in feedly

0 件のコメント:

コメントを投稿