完成前に気付きたかったダイニングチェアの事

我が家のダイニングテーブルにはドリアデBOというチェアを合わせています。

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ダイニングテーブルの役割と大きさ

建築中に市内施設の休憩所に置いてあったのを見かけて何となくピンと来て、値段が一脚２万程度で手頃というのもあって（当時）、海外のネットショップに直接オーダーして６脚購入しました。

この製品はどちらかというとガーデン用チェアという感じが強いのですが、我が家の「家の中だけど外のような感じ」というダイニングにはもってこいのチェアだったと思っています。スタッキングできる、というのも我が家の事情によくマッチしています。

という事で、このチェアの購入そのもは良かったと思っているのですが。

インテリアにこだわりのある人は、チェアにもこだわっている事が多いですね。

私も雑誌や色んな方のブログを見て、有名どころからマイナーだけどいい仕事する木工製作所のものまで沢山のチェアを知る事が出来ました。

なかには「一脚でいいから購入してうちに置いておきたい」っていう好みのチェアも出てきました。

ただ、こういった素敵なチェアってとっても高価なんですよね。

チェアにこだわりのある方は「これくらいかかるのも当然」という感じで、パパッと揃えたりしていますが、一脚２万円程度のチェアを６脚揃えてヒーヒー言ってた我が家には考えられないコストです。

でも、です。

ダイニングチェアは揃えなくてもいい、という考え

最近雑誌を見ていると特に多いのですが「ダイニングのチェアは全部同じでなくても良い」パターン。センスがある人ほどこういう形が多い気がします。

いや、むしろバラバラのチェアでそれなりのインテリアにまとめるには、それなりのセンスが必要なのかも？でも、一脚一脚その家やスタイルに合うものを少しずつ揃えていけば、全体としてなんとかまとまりそうな感じはするんですよね。

なので建築中にこのことに気付けていたら、無理して同じものを六脚買う必要も無かったし、生活していく上でご褒美的に一つ一つ揃えていく楽しみもあっただろうな、と思うのです。

もう一つ、我が家では「子どももすぐに大きくなるし」の考えのもと、子どものチェアを買わずに済ませました。新築時に六歳四歳だった子供たちですが、食事に関しては大人用に購入したチェアで充分間に合っています。

が、やはり子どもが小学生になりダイニングで宿題等するようになると、特に姿勢を保つための専用キッズチェアがあった方が良かったと感じています。昨今色んなキッズチェアがあり、大人まで使えるデザイン性の高いものもありますが、集中力を保つのにも良さそうです。特に長男は姿勢を保つ筋力が弱く集中力も散らかり気味ですので。

やっぱり学習には足がきちんと付くチェアがいいと思うのは実感としてあります。実際色々キッズチェアを検討したのですが、既に購入したチェアの行き場が無くなる、というのがネックになって今だ購入に至れていません。

これも、はじめは必要最低限の数のチェアからはじめていれば、解決できた事かもしれないと思うと、建築中に「新築時に人数分、無理して揃えないで一脚一脚揃えていけばいい」という事に気付けていたらな〜と。

新築の計画中は、どうしても「完成時」に意識がいきがちで、その完成時に何もかも揃っていないと、という固定概念があったのですね。これだけ生活してみて分かってきた事ですが「家は竣工時が完成」ではなく「生活していく上でどんどん変わっていくもの」なので、家具選び、特にダイニングチェアに迷っている方は一つ、心に留めていただけるといいかもしれません。

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