2016年1月29日金曜日

斬新なオーブンレンジの置き場所

前回の記事の続きです。
関連記事〜
キッチン家電を置く場所がない!
ガスコンロの下にオーブンレンジ
コンロ下レンジはコンロ接続オーブンと同じ使い勝手
さて、タイトルにしておきながらなんですが、設計当初斬新に思えたこのオーブンレンジの置き場所、今となってはそうでもないかな、と思っております。

以前「将来的にガスオーブンを入れたい」という記事を書きました。
関連記事〜
我が家の場合ガスオーブンを入れるとなると、他に置き場所も無いので、ガスコンロの下に接続できるタイプのものを入れるしか無く、そうなると配置的にまさに今のオーブンレンジ置き場の部分にガスオーブンが来ることになるからです。
つまりは今の配置が将来的なガスオーブンの配置と全く同じということで、ガスオーブンを置いても使い勝手としては同じということになります。
メーカーサイトより
でも、電子レンジ機能はガスオーブンを使う頻度より極端に高いので比べるものではないかもとか、ガスオーブンを入れるとなると現在日常的に使用している電子レンジ機能はどうしようか…とか数々の問題はあるのですがね。ま、それは置いておいて。
つまりはオーブンレンジが変わった位置にあるけど、それはコンロ接続のオーブンを設置した場合と使い勝手は変わらない(だろう)ということで、そこまで斬新な話ではないのかなと思った訳です。

しかししかし、海外メーカーのビルトインタイプのオーブン(熱源はガスもあるのかな?電気のイメージが強いですが)なんかだと、目の高さというか、立って使い易い位置に配置されていることが多いので、そういうものと比べるとかがまないと出し入れできないコンロ下は多少の不便があるのかもしれません。

あ、でも画像検索するとワークトップの下に組み込まれている例もありますね。

出し入れにあまり不便は感じない
実際毎日のように電子レンジ機能を使う我が家ですが、器の出し入れにかがまないといけなくてもそこまで不便は感じません。ただ汁物の時は入れるのにも少し気を使いますし、熱くなった汁物を取り出すのは結構気を使います
「かがまないと出し入れできない」ということに同じく不安を感じる物に、海外製のビルトイン食洗機が挙げられると思うのですが、現在オーブンレンジの出し入れにかがんでいることを考えると「あ、きっとそこまで心配することではないのかな」と感じます。

使い勝手向上のために扉の開き方に注意が必要
ただ、ひとつポイントがありまして、それは我が家のオーブンレンジの扉の開きかた。
海外製の食洗機やコンロ接続のオーブンと同じような「下開き」となっています。
左右どちら寄りに立っていても
使い勝手が変わらない
最近のオーブンレンジはこのような形の扉が多いでしょうか?一昔前のオーブンレンジとか電子レンジといえば扉は左右に開く物が多く、下開きの物よりも出し入れがしづらかったように思います。
○をつけた物が左右開き
というか全て左にヒンジがついた左開きですね
利き手で物を出し入れすることを想定しているのでしょう
○をつけてないのは下開き、やっぱり最近は多いですね
もし我が家の置き場にこの左右開きのものを置いたら、かなり使い勝手は悪いと思われます。左右どちらか開きだと開く方と反対側からの出し入れは不可能だからかな。
やはり低い位置にあるので、左右どちら寄りに立っていても使い勝手が変わらない下開きは必須かもしれません。


ということで、本当の欲を言えば、広ーいキッチンでいかなる設備もベストの配置が出来ることが理想ではありますが、そうもいっていられない日本の住宅のキッチン事情。
スペースに制約のある状況でも、製品の選択に気を使ったり設備の配置に工夫したりすることで、ある程度の使い勝手は保てます。が、そのためには設計中の充分なプランニングが必要です、と、とってつけたようなまとめですが、そういうお話でした。
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