2013年6月7日金曜日

防音室の仕様・防音のために採用すること1

我が家で新築するにあたって一番重要なことは楽器を練習する場所を確保すること。
そのために設計事務所に依頼することになった、といっても良いくらい。

新築計画初期で依頼先を検討する際のことを少し記す。

はじめの頃は防音室といえば、音楽スタジオのような感じを思い浮かべていた。
入り口ドアはあの重ーいやつでノブをグリっとして開け閉めするやつ。→タキゲンの防音室用ハンドル
富山市民芸術創造センターの練習室
そこまでいかなくても、例えば基礎を深め&高めに造って半地下のような防音室はどうだろうと考えていた。
地下が防音室、というのはとても合理的で、地下にあるというだけである程度の防音は期待できるし、基礎のRC造を壁に出来るのでいいんじゃないかと思っていた。
RC造が防音にいいのは何となく分かっていたし。
このとろたまたま近くで地下オーディオルームのあるモデルハウスを公開していたビルダーがあったので行ってみた。
それで地下を防音室にするのはどうですか、と聞くとなんだかんだでこの広さ(そのオーディオルームは12畳程だった)の地下室を造るとなると500万程かかりますよと言われた。
富山市内だけどそんなに土地の高くない地域にあったそのモデルハウスは後に5000万近くで売り出されていたし…
まあ、はじめに考えていたような広さのスタジオ防音室は予算からいって無理なんだなーと悟った。

次に考えたのは、YAMAHAなんかでも商品としてある、据え置き型の防音室。→YAMAHAアビテックス
↓もっと簡易なのだとこんなのも。ただ性能は不安。

あんなような設備を新築時に造り付けにすれば良いのかなーと。
予算を考えると、広さは最低限で良い。
だけどアップライトピアノとトロンボーン(これがまた演奏時はスライド伸ばさないといけないので場所とるんだな…)は演奏したいので3〜4畳あれば良いのかな。

はじめの段階で、大手メーカーは主に価格の面で検討から外れていった。
最近沢山あるローコストメーカーも結局はそんなに価格をおさえられないのと、価格と品質のバランスから考えて外した。
なによりメーカー系の規格商品だと、防音設備を追加したら規格を外れてしまうので、その分まるまる(もしかすると割高で)プラスになってしまう。
予算が際限なく使えるのであれば、大手の安心感と防音設備を同時に入手できたと思うけど。
予算には限りがある。それもかなりシビアな。

ということで次に考えたのは地元のビルダーや工務店。
全国区ではないけれど、それなりに手広くやっているところは大手メーカーと同じ理由で検討外。
検討しはじめたのは本当に地元のビルダー。
ビルダーの中で、自然素材を多用し、断熱気密にすぐれ、光熱費を押さえられる住宅を低価格で建てられる!と広告をうっているところにプランをお願いしたことがあった。
出てきたのは提示した希望をまあまあ取り入れた、そのビルダーらしいプラン。
もともとそのビルダーの雰囲気は結構好みだったので、これをアレンジしていけば良い家になるんじゃないかと思った。
しかし、しかし、そのプランの防音室は個室が集まる2階の空き場所(無理矢理あけた?)に本当に3畳程。
そして防音に関わる仕様は何も盛り込まれておらず予算も不透明だった。
つまり、防音室のスペースは取ってあるけど「ただの狭い部屋」だった。
防音に関する予算は盛り込まれていない状態で全体の見積もりはもう予算を超えそう。
プランを依頼する前に営業担当が「ピアノ室も施工したことあるし」と自信満々だったのに、これには肩すかしをくらった気分だった。
通常は契約前に2番めのプランは出さないはずのところだったけど、営業担当がもう一度書かせて下さいというので、防音の仕様をもっとはっきりプランに組み込んでと依頼して、セカンドプランを作ってもらったのだけど、結局何も変わらず。
丁度その頃ひょんなことから現在の依頼設計事務所を知り、こちらのビルダーには断りの連絡を入れた。

ちょっと本当に書こうと思ったことを書き出す前に長くなったので続く。

2013.6.10追記
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