2014年9月3日水曜日

ラワン合板の床仕上げレビュー

2階のメインの床材であるラワン合板の仕上げについて。

建築中の過去記事は以下。
床仕上げ コストダウンのラワン合板
キッチン搬入とベニヤフローリングの見た目

過去記事にも書いた事だけど、ラワン仕上げの床を採用した最大の理由はコスト。
比較対象があまりないので自分自身はピンと来ないけど、2階全体の床にかかったのは下記の通りで、かなりコストダウンになっているはず。
こういう選択肢があるのは設計事務所に依頼する事の一つの大きなメリットだと思う。

【材料】ラワン合板 3’×6’ 5.5mm厚 計24枚 単価1,440円 合計34,560円
【塗装】床オイルステン塗り 38.3㎡ 単価2,070円 合計79,281円
【加工費】床パネル加工 24枚 単価390円 合計9,360円
上記の合計123,201円、12万3千円ちょい。おおよそ24畳分
他にも搬入費とかかかっているはずなので厳密ではないけど。

で、ラワン合板というのがいわゆるベニヤ板、という事もありその仕上がりを心配していたのだけど、でき上がったものは予想外に良かったので杞憂に終わりました。

まず施工中の写真。
施工中のラワン合板
幅広にフローリングのように貼っていってます

クリア塗装をして間もない頃
乾ききってないフローリングを
駆け回る子どもたち…
上下の写真をみるとよく分かるのだけど、塗装前は結構白めでバラツキもない材だけど、塗装すると本来の色味の赤さが出てきて、バラツキも結構ある。
このバラツキがあるために、このように施工するのは結構センスがいるらしい。
…よく考えると塗装前のバラツキのない(ように見える)板を塗装後のバランスを考えて貼っていくって、すごいなー。

そして最近の写真。
2階フリースペース 
2階4.4畳個室
2階フリースペース(現在寝室)
2階洗面台前、階段上
階段のナラ複合材との境目
我が家では、見た目の仕上がりにはとても満足しているし、踏み心地(?)もまあまあといったところです。


最近気付いたのだけど、板をきちんと面取りしてあって細かい作業だなーと。
一枚の畳大のベニヤ板をフローリングの幅に切って施工していくので、超面倒なこの床仕上げなのだけど、大工さんの細かい仕事にありがたく思う。
しかも、上記の見積もりをみると加工費が一枚(フローリング一枚ではなく材料の畳大ベニヤ一枚)390円という低価格。恐らく割に合ってないです…
板と板の境目、きちんと面取りしてある事が分かる


しかし、所詮ベニヤ板であるデメリットももちろんあって…
入居して間もない頃だったと思うけど、いつのまにか付いてしまったえぐれた傷。
傷自体は7〜8ミリ
深さは1ミリくらいかな?
表面がえぐれて張り合せの材が見えてしまってる。
無垢材であれば色々と補修のしようがあると思うのだけど、ベニヤがこうなると、補修方法はパテか何かで埋めるしかないのかも。
そもそも他の仕上げではこんなに簡単にえぐれたりしないと思う。


ということで、デメリットももちろんあるけど、コストダウンの策としてはとても有効と思われるラワン合板仕上げの床でした。





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1 件のコメント:

  1. 私にでも出来そうな気がしてきた。
    ただ、画像では釘が見えないのですが、
    どうやって固定したのか教えて欲しいです。

    返信削除