富山の地元新聞社が毎年発行している住宅情報誌です。今の時期なら富山県内の各書店、ローソンにて手に入ります。
紙媒体にもメリット
私もそうなのですが、当ブログを見ていただいているということは「情報収集はネットがメイン」という方が多いでしょうが、こういった紙媒体だと程よくまとまった情報がすぐ手に取れる、というメリットはあると思います。
企業の広告、というところに少し注意
家づくりを考える上で、住宅情報誌とかインテリア雑誌とか家づくりのための諸々の知識の本とか色々ありますが、この本は新聞社が出しているということもあって、巻頭特集以外は各住宅会社の広告がメインとなっています。
広告がメインということは、少々気をつけないといけない部分もありますが(デメリットなどが誌面からは読み取りにくい)、新築実例は間取りも詳細に載っていますし、なによりこれだけ写真入りの本が四百円という手軽な価格で手に入るので、これから家づくりを考える人は持っていて損はないと思います。
構成の中でおススメポイント
本の構成は、巻頭特集、新築実例、コラム的内容、マネープランや制度、用語集となっていて、マネープランや用語集の部分は正直毎年同じような内容でネットでもさんざん言われるようなことですので、その部分に関しては何冊も持っている必要はないとは思います。
がしかし。おススメしたいのが「補助金制度」の部分。
こういった情報はもちろんネットでも調べられますが、各自治体や様々な機関に散らばった情報を効率よく拾い上げるのは、かなり面倒です。富山県内で家を建てるなら利用できるかもしれない色々な制度が、期限や条件、問い合わせ先など、まとまって載っていていつでも手に取れるのはかなり楽だと思います。
新築実例は地場の工務店やメーカー系の例が多いですが、巻頭特集は設計事務所に依頼したお宅がメインです。我が家も2015年版の巻頭特集で取り上げていただいたのですが、施主目線だけではなく「建築家目線のプランへのアプローチ」が見えてきてなかなか興味深かったです。
設計事務所との家づくりってどんなかな?と興味がある方は是非ご覧になって下さいね。
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